Aya Style ~彩りある毎日へのヒント~

Aya Style ~彩りある毎日へのヒント~

マナー講師 そして
声の学校 Breavo-para インストラクター
として活動する 山室彩が
日々の生活の中で
見たり、聴いたり、感じたりしたことを
独自の視点を通して、
『彩りある毎日へのヒント』として
皆さまにお伝えしてまいります。

Amebaでブログを始めよう!

先日、「note」にて、新ブログをオープンしました。

 

新しいブログには、仕事にまつわることを中心に書き留めていく予定です。

 

こちらのブログでは、よりプライベートな内容を日記のように綴っていきたいと考えています。

 

どちらのブログも楽しんでお読みいただければ幸いです。

 

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

新ブログ 「暮らしをさらに豊かにする、ちょっとした魔法」

https://note.com/ayayamamuro/n/n52be90eb7f18

 

今の私の仕事は、子供の頃から祖母に教えてもらったことが、間違いなくルーツになっています。


幼い頃から、


指を揃える

音を立てない

箸の上げ下げは丁寧に

ながら動作をしない


などなど


事あるごとに耳元でささやかれ続けました。(イメージです



幼い頃は、


「ふーん、そんなものか」と思ったり、

「なんだか、面倒くさいなー」と思ったり。


その価値に気づいたのは、歳を重ねてからです。



その一つひとつは、とても小さな事ですが、

コツコツ積み上げれば、きっと人生が変わるほど力を持つ、まるで魔法のような行動を、皆さんと共有できたら、祖母も喜んでくれるのではないかなぁと思っています。

(祖母はすでに天国にいます。)



さて、今回は


会いたくなる声で電話をする


です。


祖母からは、

「電話に出る時は、『まだ会ったことのないこの人に会ってみたいな』と思われるような声で電話に出るんだよ」


とよく言われていました。



実際に祖母は、自分(当時80代後半)にかかって来たセールスの電話に出て

「お母様、御在宅でしょうか?」

と言われた、と喜んでいました 笑

(自分の娘の振りをして、「おりません」と答えたそうです


「会いたい声」かはともかく、声に意識を持ち続けていたので、いつまでも若々しい声だったのでしょう。




誰でも


「素敵な声の人だな、次は是非会ってみたいな。」

「明るい声の人だな、元気な方なんだろうな。」

「いつも落ち着いた声で、安心するな。」

「ハキハキしていて、聞き取りやすいな。助かるな。」

「あの人の声が聴きたいから、電話してみようかな。」


なんて、思ってもらえたら嬉しいですよね。


私自身が電話にまつわることで、言われて嬉しかったのは


「彩さんの留守番電話の声は、すぐに掛け直したくなりますね」


という言葉です。


実は電話があまり好きではない私。

新卒の新入社員時代は、自分のデスクの電話が壊れている振りを1週間も続けた大バカ者でもあります。(確実に嘘はバレていた。)


そんな私でも、今では電話にまつわることで、お褒めの言葉をいただくまでに。(涙)


どうせ電話をしなければならないなら、逃げていないで真っ向勝負!


ということで、まずは試していただきたいのは、この2つから。


1、(相手を思い浮かべて)笑顔で話す (もちろん、お詫びの電話などは除く)


2、息をする



【笑顔で話す】

笑顔で話すことで、声が明るくなる。

口角に適度に力が入ることで、言葉の輪郭がはっきりする。


【息をする】

息を止めて話すと、早口になって聞き取りづらい。

呼吸をすることで、緊張が解ける。

ゆったりと息を吐きながら話せると、話すスピードもゆったりとする。



最近は、ZOOMなどのオンラインセッションの機会も増えてきました。

上記の2つのポイントはオンラインの会話でも同じです。


少しづつでもトライすれば、確実に【リアルでも会いたい】声へ変わっていきます。


ご自身の声の進化を楽しんでいただければ嬉しいです!


電話でも口角あげて!


前回の投稿


にて、振る舞いを丁寧にすることで、心が穏やかになった、ということを書きました。


はい。

そうなんです。


心よりも所作が先


これは、私の毎日のモットーでもありますし、

レッスンでも繰り返しお伝えすることでもあります。


心が穏やかになって初めて

動きが丁寧になるわけではなく、

気持ちが明るくなって初めて笑顔になるわけでもなく、


丁寧に動くから、心が穏やかになる。

口角を上げるから、気持ちが明るくなる。


ということだと思うのです。




と言いつつ、私がよくしてしまう失敗は


イライラにまかせて、扉をバーンと閉めたり、

カバンをドーンと置いたりして、

そのイライラにさらに拍車をかけてしまうということ。


確かに、イライラしている時に音を立てないように動く

という時は、グッと堪える瞬間が必要です。


でも、例えば既に回り始めている車輪を反対方向に回そうとすれば、

最初にググッと抵抗があるのと同じことで、

既にマイナスの感情が回り始めている中で感じる抵抗は、ごく当たり前のこと。


そして、そこでグッと自分を律する強さを持っていることこそ、「美しい」ということなのかもしれません。


そうかー。


私が伝えたい所作って、ただ単に動きが美しい、っていうことにとどまらず、

どんな時も、それを続ける、という美しさなんだなー。


と改めて自分の想いに気付いたりもして。



そして私の仕事は、日常の中で活かせる所作のアイデアをご提案し、

実際に身につくまでご一緒すること。


ひとりでは、つい手を緩めてしまうことも、誰かと一緒ならできる!


と思うのです。



ブログでも日常の所作のヒントを発信していきますので、参考になれば嬉しいです!