あるご高齢の方がいて 時間にルーズです。
習い事でも約束事でも 遅刻が当たり前。
美容院や整体 体操教室など
日常の生活の中での約束事で
時間通りに来ているということがあまりありません。
遅れてきてからすぐに溶け込むのかと思えば
そこからも時間がかかるようです。
どうして遅れるのだろう・・？
実は いくつか関わっていることがあるので
「ごめんなさいね。いつも水を飲まないとダメなのよ。はぁはぁ・・・（ゴクリ）」
水を飲んでいる様子をみて しんどいのかなとか
思ってみていたこともあります。
でも何度もみていると そうでもないのがわかってきます。
その方は 家族や周りの人たちから
結構 キツいことをいわれて辛いのよ・・という悩みを
つぶやきます。
「いつも主人と言い合いになるのはなぜなんだろう？」と、
つぶやかれました。
私「それはお互いが自分の言い分をわかってもらう気持ちが強くて
お互いが相手の話を聞かないからじゃないですか？」と
このときは答えました。
基本 自分は悪くないと思って生きてますから
自分のしていることを正当として行動されている方々が
多いと思います。
それで別にいいんです。
でも遅刻が毎回ということを
ずっとできるのは その人にとっては
それが普通でそして
その人の時の流れがこちらとは違うのかもと思って
また遅刻・・とか思うこともやめ
その人の時間に合わせず すごく自然に
対応させてもらいました。
遅れる方に合わせないので 時間通りに進みます。
だから 私は何も感情が揺れなくて楽に対応できました。
・・・すると今までと違って
遅刻ばかりする高齢の方の態度が変わりました。
度重なる約束のドタキャンが減り
電話で遅刻やドタキャンの理由を何度も何度も
言ってくるのもなくなりました。
そして 普通に時間通りに
行動できるようになってきました。
この人なら大丈夫と思われなくなったのかもしれません。
周りの人たちに助けられて日々過ごす事ができているからこそ
約束は守るものって思ってた私がいました。
それはそれでいいんです。
でも、だから 人が約束を守れないのを監視官のようにピリピリしてみていた
のはそこまで思っていないつもりでしたが
確かに意識はしていました。
そして同じことが繰り返されていました。
気にしなくなったほうが 時間通りに動くって良いですね♪