サバイバル日記と題して始めたブログなので、移民サバイバルについてのお話もしてみましょう。
今でこそアメリカの永住権も取得して人並みの生活をしていますが、
アメリカで社会に出てからの15年くらい、我が家は常に経済的な問題を抱えた生活をしてきました。
それこそ負債が増え続けるような綱渡り状態の日々でした。
アメリカに移住したからこそ直面した我が家の経済的な重荷とは
①ビザや永住権申請のための費用
②医療費
③教育費
④帰国費用
が主に挙げられます。
詳しいことは追々ブログに書いていくことになるかと思うので、今日はさわりだけ。
まず経済的な問題で欠かせないのは収入ですよね。
社会に出たての給料は当然低いです。
私は日系企業で働いていたのですが、一般的な仕事で現地採用の自分の給料は、一般と比べても特に低いんじゃないかな~と思いながら働いていました。
アメリカではよくPaycheck to Paycheckで暮らすという言い回しを聞きますが、
その意味は貯蓄に回す余裕もなくその都度の給料で暮らしているということですね。
半数以上のアメリカ居住者がこんな状態にある、と聞いたことがありますが
我が家もまさにこれ。
給料が生活費に消えていました。
なんせ、物価の高いカリフォルニアなので特に。。。
そんな生活のなかで上記の支出があったので、よくこんな状況で生活してきたよな~と思います、正直。
①ビザや永住権費用は外国で生活するので、当然必要になります。
アメリカ人の人と結婚したらあまり問題にはなりませんが、日本人夫婦だと本当に一苦労。
上手くいかなかったら日本に帰るという選択ができるだけまだましなのか。
違う国出身の外国籍同士の結婚はさらに大変そうです。
以前は現地採用者でも会社がビザの費用を出してくれたりしていましたが、今はほとんど無いのではないでしょうか。
我が家も定期的に更新するビザは一回につき数千ドル、永住権においては一万ドルの費用が出ていきました。
②医療費
アメリカの医療費は本当に怖いです。
カバー内容が十分な医療保険を持っていないと、ありえない額の請求がポーンとやってきたりします。
私が流産体質だったこともあり、医療費では本当に痛い目を見てきました。
まぁ、この話も追々。。。(笑)
③教育費
何なんでしょうね。。。
月の幼稚園代が$1000前後ってどういうことなんでしょう。
子供を預けないと働けないけど、預けても経済的に大打撃なのです。
幼稚園が終わって学年齢になっても、After Schoolに預けると引き続き教育費がかかります~。
つい数年前、当時はもっと都会に住んでいましたが、乳幼児の毎月のデイケア費用の相場が$1800くらいと聞いて耳を疑いました。
④帰国費用
日本への里帰りってつまり海外旅行をするようなもの。
実家に泊まるので滞在費は無いにしても、飛行機代がかかります。
しかも私は地方の出身なので国内移動の費用も上乗せです(´;ω;`)
どうでしょうか。
移民生活サバイバルの一端ですが、参考になれば嬉しいです。
それぞれの項目についてはそのうち少しずつお話していければいいかな、と思います。