いつの間にか9月になってしまいました
。皆さんは、どんな夏を過ごしましたか
?
私は7月はほぼ最後の週まで大学院のレポート、そして数日だけ休んで8月1日から新しい仕事に就いたため、何だかあっという間に夏が過ぎてしまった感じです。
そんな最近、幸せ気分
で「現実逃避」したくなる、素敵な本を会社の先輩から頂戴しました(その方は、旅行業界において某国のスペシャリストです)。ホテルジャーナリスト、せきねきょうこさん著の「幸福なホテル」です。せきねさんは、「環境・癒(いや)し・人」をテーマに、世界各地のホテルを飛び回っている、14年目のベテランのジャーナリストさんです。(お恥ずかしながら、今回初めて本を読ませていただきました)
この1冊には、せきねさんによって厳選された18軒のホテルが紹介されていますが、いずれも「ホテルは、スタッフとゲストによって育てられるもの」という信念のもと、各ホテルの支配人、オーナー、シェフなどに丁寧に取材をして、普通のガイドブックには決してない各ホテルの「ストーリー」として楽しむことができます
。
この中で、「いつか行ってみたい!」と思うホテルは数多いのですが、私が特に印象に残り、まず行ってみたいと思ったホテルを2軒挙げてみると、
1) ハイアット・リージェンシー・タマヤ・リゾート&スパ
(サンタ・アナ・プエブロ/アメリカ)
2001年1月に「ネイティブアメリカンの土地に建てられた、初の本格的リゾートホテル」、世界的に話題になっていたようです。大自然の中にある感動だけでなく、「アメリカ・インディアンの聖地」に建つホテルとして、滞在した人にしかわからない様々な感動があるとのこと。印象的だったのは総支配人の言葉で、「ここにいて、人間が生きる上での価値観と同時に、それ以前の、ひとりひとりの尊厳を遵守することの大切さを改めて知らされた」という言葉です。
以前のブログ に書きましたが、オーストラリア、ウルルでの観光業の視点からのアボリジニとの共存が気になった私としては、このホテルがいかに原住民と共生し、成り立っているのか、という点でとても興味を持ちました。
2) オーベルジュ・デュ・ボア・プラン
(シャモニー/フランス)
私は、まだ「オーベルジュ![]()
」と呼ばれるホテルには、国内外ともにまだ泊まったことがありません。「いつか行ってみたいなぁ」と思っていましたが、このホテルを知って「いつかここ!」と思ってしまいました。
ウェブサイト(フランス語、英語のみ)をちらっと見るだけでもその魅力に惹きつけられますが、「窓からは輝く名峰モンブラン、ロケーションの良さはシャーモニー随一」だそうで、せきねさんも、何度も訪れているそうです。そして、ウェブでは「A Mountain Chef」と紹介されているご主人は、無農薬農法で野菜からハーブまで栽培し、ゲストをもてなしているとのこと。はちみつ、ジャム、パンも手作り、チーズや牛乳は地元産の安全なもの、新鮮なフレッシュジュース、、、読んでいるだけでも、至福の食事が想像できます。
印象的だったのが、このホテルでは昼間はカジュアルな格好で過ごすゲストが、「シェフへのリスペクトをする意味も込めて、大切な1日の終わりを過ごすために」、綺麗な少しかしこまった姿でダイニングルームに集まるそうです。そんなメリハリのあるホテルでの過ごし方、最高ですね
。
こんな風に、この本ではオーナーや支配人の魅力を十分に伝えてくれます。少し前の発行なので、既に代わっているホテルもあるようですが、こんな風に「オーナーにぜひ会いたい」といってホテルを訪れる、そんな優雅で素敵な旅を、私もいつの日かしてみたいと思いました
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