六階から飛び降りた大和でしたが、
死ぬことは出来ませんでした。
通行人に見つけられ、運ばれました。
懸命な救命措置と、奴の生命力とも言える
かもしれません。
本人は、この間の記憶はないのですが
夢を見たらしいです。
キレイなピカピカした雲みたいな所を抜けると、蓮の花のようなものがあって
川が流れているんです。大和いはく
田舎の田園風景のキレイ判(笑)
そこで、誰だかわからないけれど
「まだ早い」と、言われたんだそう。
そして、 あっち👉 と指さされ
夢の中では、右方向に行け!と
なので、向かうと いきなり耳鳴りがして
全身に激痛が走り、目が覚めました。
そこが、集中治療室でした。
たぶん、たぶんやけど 三途の川かと
本人も、そう思ったようです。
その後、驚異的な回復力を発揮した大和は
担当の医師から言われます。
運ばれて来た時は、正直ここまで元気になるとは思ってなかったよ。
貴方は、必要とされているんやね。
だから、こうして生きてる。
僕が、必死に生きる手助けさせて貰ったんやから、大切にしてくださいよ
この言葉が大和に希望のようなものを持たせます。
自分は、必要とされてる?ホンマか?
生きていてもええのか?
寸でのところで、この世に留まった命は
後に、意味があったんやと奴は思っているそうです。
大和の体には、人工骨や、ワイヤーや、代替え器がいっぱい入っています❗
本人は、顔面サイボーグとゆうてます。
それが、結果、ワタクシとの出会いに繋がります。