昨日本日と、はやしべさとしさんの叙情歌ツアーで雲南市、広島市にお邪魔しました。
一音一音を大切に、今の自分ができる全てのことを表現しようと努めていますが、それがお客さまに伝わっていると良いなと思います。
雲南市の公演はしっとりと、最後の音が消えた後の静寂までも楽しんでくださっているかの様な、そんなお客様の雰囲気を感じました。
広島市での公演はセットリストとも相まって、熱の入ったステージとなりました。
両公演とも、最後のお辞儀の後立ち上がって拍手をしてくださる方がいらっしゃって本当に嬉しかったです。
私も素晴らしい公演に立ち会った時、スタンディングオベーションをしたいなという気持ちがあるのに恥ずかしさでなかなかできない...ということがよくあるので、だからこそとても嬉しいです。
聴きに来てくださった皆さま、本当にありがとうございました。
そして、、
琴線歌 其の二
〜はやしべさとし 叙情歌を道連れに〜
発売となりました!!
はやしべさとしさんの歌う日本の叙情歌を、シンプルにピアノのみの伴奏で綴ります。私は全曲アレンジとピアノを担当いたしました。是非たくさんの方に聴いていただけたら嬉しいです。
2019.11.20 Album
【CD】AVC1-96362 ¥2,600(税込)
収録曲
01. 赤とんぼ
02. 里の秋
03. ちいさい秋みつけた
04. かあさんの歌
05. たんぽぽ
06. 月の沙漠
07. 翼
08. 紅葉
09. 津軽のふるさと
10. 冬景色
11. ペチカ
12. 秋桜
13. 千の風になって
14. 希望(ピアノバージョン)
15. ふり返れば(オリジナル新曲/作詞・作曲:林部智史)
※下記3ヶ所での“限定販売”となります。
・全国の日本生活協同組合(生協 共同購入/宅配カタログ上でのご案内)
・コンサート会場(「はやしべさとし 三十歳の旅立ち ~叙情歌を道づれに~」会場など)
・林部Family Official CD Shop(林部智史ファンクラブ会員様限定CD予約販売サイト)
ここからはふと思ったことを書くので少し取り留めのない内容になってしまいますが、、
はやしべさんの声には、ずっと聴いていたいな、と聴き手に思わせる得も言われぬ魅力があります。究極まで磨きぬかれた「声」を持っている歌い手だと思います。例えて言うなら、日本酒でいうところの純米大吟醸(お米の表面をたくさん削り精米歩合を下げて雑味を限りなく少なくしたもの)のようなものでしょうか?
声自体の魅力が素晴らしいので、はやしべさんのコンサートは、私は最初から最後までずっとアカペラでも良いのではないかと本心から思っているほどです。
しかし叙情歌コンサートでは幸運にも同じ舞台に立たせていただいているわけですから、はやしべさんの声の魅力が失われないよう、私のピアノの音も純米大吟醸のようにどこまでも磨かれたものでなければならないと考えています。
発する音全てに責任を持って、はやしべさんが歌うのと同じようにピアノで語り(弾くというよりは語るという方が近い感覚です)一緒に音楽を作り上げていく、そしてその瞬間を会場の沢山のお客さまと共有できる、こんなに幸せな瞬間はありません。
「2人の音の相性、すごく良いね!」と言っていただけることが一番の喜びです。
まだまだ叙情歌の旅は続きますが、はやしべさんと唯一無二のステージをこれからも作り上げていけるよう努力し続けたいと思います。
少し長くなってしまいましたが、最後まで読んで下さりありがとうございました。
後から振り返った時、当時どんな事を自分が考えていたのか忘備録代わりに。。