8月19日から始まった2週間のマスタークラス【歌手とピアニストのための国際セミナー】が無事終了しました。
今年で参加3年目となりますが、ただただ音楽だけを追求する2週間を経て音楽的にも人間的にも一回り成長できた気がします。
本マスタークラスではスカラ座で40年以上のキャリアを持つ指揮者ダンテ・マッツォーラ氏（以下マエストロ）を講師に迎え、毎日合計で8～9時間のレッスンが行われます。
午前はピアニストの受講生が勉強したい作品を先生の指揮に合わせて演奏し、その都度アドヴァイスをいただくという内容。午後は歌手の受講生とコンビを組んで、いくつかの作品をマエストロに見ていただきます。
私は自分のレッスンで、
Carmen（カルメン）全幕
La Traviata（椿姫）全幕
Il Barbiere di Siviglia （セヴィリアの理髪師）1幕
Manon Lescaut（マノンレスコー）抜粋
Le Nozze di Figaro（フィガロの結婚）抜粋
これだけの作品を見ていただくことができ、また自分のレッスン以外の時間も基本的に聴講しながらマエストロの音楽を吸収できるので、2週間の間に本当に沢山のことを学ぶことができました。
オーケストラの音をピアノで表現するにはどうすれば良いか、音楽は必ず言葉と密接に関連しているから疎かにするのは言語道断、歌い手を助ける音楽のもっていき方はどのようにしたら良いかetc
ここには書ききれないほどのことをマエストロは受講者全員に教えて下さり、全員がそれぞれ成長できるマスタークラスはなかなかないのではと思います。
私もまだまだ課題だらけではありますが、今後の目標に向かってコツコツと努力を続けていきたいと思います。
さて、今回このマスタークラスで勉強してきたカルメンを9月15日に浜離宮朝日ホールという最高のホールにて披露できる機会があります。是非1人でも多くの方に聴きに来ていただきたいです！
公演情報は以下の通りです
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チョン・ウォルソンプロデュース公演
【カルメン】
日程:9月15日（日）
時間:18時開演（17時30分開場）
会場:浜離宮朝日ホール（都営大江戸線「築地市場駅」すぐ）
料金:S席6,000円、A席5,500円（いずれも全席指定）
出演:ソプラノ チョン・ウォルソンさん、ソプラノ城田佐和子さん、テノール松村英行さん、バリトン井上雅人さん、ピアノ追川礼章、韓国チェンバーオーケストラ
2019年秋、目玉の公演になりそうです。
一部はビゼーの名作オペラ《カルメン》のハイライト公演、二部は本コンサートのために韓国からチェンバーオーケストラが来日し、日韓の美しい旋律（新アリラン、故郷など）を一流の歌い手と共に奏でる盛り沢山のコンサートです。
一部のカルメンはピアノのみでのハイライト公演となるので、私がほぼ全編演奏いたします。責任重大ですが気合を入れて取り組みたいと思います。二部では私もオーケストラの中に入ってピアノを演奏する予定です。先日ヤフーニュースにも掲載されメディアにも大注目の公演、是非お越しくださいませ。
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チケットのお申し込みは、
①公演名
②お名前
③チケット枚数
④電話番号
以上4点を明記の上以下のアドレスまでご連絡ください。先着順で良席を確保させていただきます。24時間以内にこちらからの返事がない場合、メールが届いていない可能性が高いです。
ayatoshiticket@gmail.com
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ちなみに、今年は妹2人もマスタークラスに参加しそれぞれ頑張っていました。実力を蓄えて、いつか皆様の前で追川三兄妹として舞台に立てる日を夢見て、、！
