過去を振り返っての記録です。
僧帽弁閉鎖不全症の手術が無事に終わり、
ICUを卒業する日が来た。
10日間の滞在だった。
その間は、睡眠導入剤などを使用して、
体につながれた管を抜かないように、制限されていたと聞いた。
面会はコロナ禍のため術後に1回のみ。
ICUの様子を知りたかったが、
不要な電話をかけるのは迷惑かなと思い、
ただただ連絡を待ち続けた日々を過ごした。
術後5日目に一度だけ連絡が来た。
内心「悪い」知らせではないかとドキリとしたが、単に「おむつの補充」をお願いするものだった。
あ、それな~。という風でな連絡だったので
あ~やの様子を聞きびれてしまった。
残念、、、すぎる
*
いよいよ、10日ぶりにあ~やに再開する日が来た。(=私も付き添いとして入院生活がスタートする日でもあり、荷物はカート2台分w)
一番の心配は私(親)の顔を忘れてしまっているのでは?ということ。
きっとパパが散髪した時のように
知らない人だと思って泣くんだと半分覚悟はしていた。
しかし、全然大丈夫だった。
むしろ、やっと会えたとばかりに手を伸ばしてくれたではないか。
血のつながり?なのか、それとも、におい?なのか、
とりあえず安心した。
安心したら、あ~やの声が変化していることに気づいた。
かなり、か細く弱弱しい。
そうか、鼻から口から管をずっと入れられていたせいだ。
しかも「鎮静剤」の影響からか、
表情もぽわ~んとしていて、
今いち焦点が合わない感じ。
でも、管が無いだけ全然良い✨
ICUから一般病棟へ移動する直前に
看護師さんから色紙とぬいぐるみをプレゼントされた。
色紙にはICUでの様子がつづられていて、
忙しい中、患者一人のために書いてくれたことに感動してしまった。
本当にありがたかった。
あ~や、おめでとう!
今日からずっと一緒に過ごせるね
離れてみて初めてあ~やの存在の大きさに気づかされてしまった。
その夜は、なかなか寝付けないあ~やと私。看護師さんの許可を得て、深夜2時の病院廊下を子守唄を歌い、抱っこしながらウロウロする。私の服が白じゃなくて良かった👻。傍目から見たら、かなり怖い(笑)
でも、そうしているうちに、やっと寝てくれた
お休み💤なさい、あ~や💕