このブログは、tommyの主観入りまくりの観劇・お茶会その他諸々趣味をひとり言として綴っておりますので、違ったお考えや意見などおありかと思いますが、その辺りは心を広くして読んで頂けるとかなり助かります。


何だか週末はとっても暑くて…秋物のお洋服着ていたtommyはちょっと場違いな感じでした…。
薄いカーディガンにしておけばよかったのか…半袖もしくはノースリーブ(でも二の腕出せないだろうけど)でピッタリな気候でございました。
でも会場は寒かったので、まあ、トントンでしたね。

相模女子大学グリーンホールって、初めて行ったので相模大野の北口出たはいいけど、何だか伊勢丹の横を通って大回りして会場に向かってしまったため…事務局の方に行ってしまい、果たして我々はグリーンホールにたどり着けるのか!?
何か一般人入っちゃいけないところに行ってないか!???と内心ドキドキものでしたが、何とかファンクラブのチケット出しのプラカード見つけてホッとしました~~汗
そこでの知人の質問、あのプラカードは何か。
そう、前から書いてますが、とにかく宝塚の予備知識ゼロのお嬢様なので見るもの聞くもの初めてて、説明しながら入場の列に並び、tommyの説明で理解してもらえたかどうかわかりませんが、あれこれ質問に答えながらの入場となりました。

グリーンホールの第一印象は、「音響良さそう」だったんですが……これがあとで裏切られるとは思ってもみませんでしたね~ひよざえもん がーん
お芝居はともかく、ショーは音響とマイクと音が大きすぎてガンガン頭に突き刺さってくるわ、音割れるわ、最終的にはコーヒールンバの翔ちゃん(彩凪翔くん)まなはる(真那春人くん)レオちゃん(煌羽レオちゃん)のアドリブがまーったく聞き取れず!!!むかっ
あとでブロガー様やTwitterでの要確認となってしまいましたよ!
それもちょこちょこ皆さま違うので、tommyも間違えるかもしれませんが、ショーの記事の方で間違えていたらツッコミのコメントお願いします!←最初から他力本願過ぎ

そして9/10観劇、特に16時からの回を観劇なさったかたはtommyと同じ目に遭ったかと思いますが、あの小田急線の火災事故!!
も~~~!
帰りは来た時の倍以上時間が掛かっての帰宅となり、19時に終わったのに何でこんな時間じゃ~~~むかっでしたが、まあ、仕方ないですね……。
知人はまだ電車が動いている区間が最寄り駅だったので無事でした、それだけでも何より。

と、当日の愚痴はこれくらいで(音響に関しては事あるごとに言うかもですが)。
でも良いこともありましたよ~。
電車遠回りで時間があり余ったので、プログラム見返しながら内容とか思った事とか復習かねて頭を少し整理出来たり、こんなこと有ったな、とか思い出したりできました。
それで思ったのは、この『琥珀色の雨にぬれて』は観た時は「ふ~~う~~ん…」的に終わったんですが、……実に後からじわじわとこみあげてくる、こみ上げて「うわー…」と思う作品だという事。
何度も観たいけど、観れなくても思い返すと胸がドキドキする(キャッキャウフフのドキドキではなく、良いもの観た、的に)作品なんだと。

この作品、tommyきっと春野寿美礼さんバージョンを観ているはずなのですが、先日の記事でもあるように、昔の作品はよほどの事がない限り細かいことも覚えてないし、この作品に至っては内容すら覚えていませんでした。
なので初見と言ってもいいのかもしれません。

それを踏まえての感想です。
プログラムのお写真で昔の公演の風景や配役載ってましたけど、あくまでも今回のだいもん(望海風斗さん)とまあやちゃん(真彩希帆ちゃん)の、『琥珀色の雨にぬれて』について、です。

ずっときいちゃん呼びで来たので、まあやちゃん呼びにするのもどうかとしばらく悩んだんですが、だいもんがまあやちゃん呼びしているそうなので、あわせて呼ぶ方がtommy的には好きかも、です。
でもだいまあコンビと呼ぶとまあ様(朝夏まなとさん)のようで(ホントはまあだい、ですけどね、呼ぶときは)ちょっと……戸惑いが…コンビ呼びはだいきいでも良いかしら汗
そっちのがしっくりくるんですもの~~汗

で、まだ全国ツアーは続いているので、ネタバレは嫌むかっと言う方はとりあえずこの記事は飛ばしていただけると楽しみを取っておけます。
tommyみたいにネタバレOK!な方は続きをどうぞひよざえもん やったね

恒例の今回の収穫物。
そしてお写真に影が入ってしまうのはどうにも出来ないのでお許しくださいショック!
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だいもんグッズはタオルのみ!
知人を待たせての買い物だったのでとにかくtommyが元々好きな緑色で使い勝手がいいタオルを一枚、にしました。←これ、タグも捨てられないんですがどうしよう…。
またキャトルで買っちゃうかもだけど、今回はプログラムと買えてなかった歌劇と、タオル。
そして。
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バックが緑なのは撮れそうな場所がなかったので…。
だいもんの大羽根一人写りは、か、買わねば…!!!と会計の順番を待つ間うずうずしておりました。
こういう全国ツアーは会計の時にお写真の番号とかアルファベットとか言わないといけないので一瞬頭がフリーズしてしまって、買い損ねるところでした…大羽根写真。
と、パレード。
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翔ちゃんが、翔ちゃんが羽根背負ってる~~~~(3番手羽根だけど!そんなの今はどうでも良い!)ううっ・・・と、だいもん、まあやちゃん、翔ちゃんの並びで羽根背負っているのってこの先なかなかないかと。
大劇で3番手羽根背負わせてくれるといいなあ……。
本当なら全国ツアーは2番手羽根がいいけど…翔ちゃんのは咲ちゃん(彩風咲奈さん)が着けてた3番手羽根よね。

それから。
これはお芝居の話で出てくるので先にお写真挙げます。
話が出てきたら見返してみてください。
まあやちゃんのお化粧にご注目。
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とまあ、後はキャトルで買い足しとして、その日どうしても欲しいものだけチョイスしてきました。

何だかですね、語り始めると話をず~~っと追っかけて『CAPTAIN NEMO』のようになってしまうだろう恐れがあるのと、プログラムについても語り始めるだろうと思うので、……『琥珀~』は毎日記事上げても1週間以上かかりそう……と思うのもあり、覚えていない部分もあるので、印象に残った事を軸に感想を書こうと思ってます。


まず最初に、初宝塚の知人を連れていくには渋い演目だったな…『琥珀~』がありました。
tommyは初演からの流れを知らなかったので、正塚せんせー演出?と脚本は柴田センセーだという事に出かける直前くらいに気づき、あー……それも80年代初演てことはお話がゆっくりで大きな山場がなくてじっくり観劇向きのお話だったーーーと、ちょっと心配…でした。
『All for One』みたいなどーん!と派手で分かりやすい演目の方が良かったのかも~と思いましたが、ショーは裏切られないだろうし、宝塚また観たい、と思ってもらえたら次は銀橋ありの日比谷にお連れしましょう、とちょっと諦めムードから入りました。
だって、柴田センセー脚本でも演出正塚せんせーなら…正塚カラーが十二分に盛り込まれているはずなので、宝塚らしいセリフ回し(一般の方の思う、ですが)とか大袈裟な動きとかあまりないよね、だったので。

でも本当によく練られた脚本に、正塚せんせーの演出が加わると、けっこうな相乗効果をもたらすものなんですね!
初演はどうだったのかなあ、と今更ちょっと考えてみたりしてます。
柴田センセーの意図を組み込まないはずはないけど、正塚ワールドは消せないですからね。

なので、全体の感想をひと言で言うと、往年(tommyにとっては1980年代)の宝塚な作品だな~、でした。
もの凄くゆっくりと時間が流れ(舞台上では何年も経ってますが、それを感じさせつつも上流階級特有のゆったりとしたときの流れ、かな)、演技も演出もとても昔の宝塚の良さを残しつつ今の雪組ならではのお芝居だったかな、と。
とても初演、再演を繰り返してきた演目をリスペクトしている感じを受けました。
俺たちの、と言う(いい意味もありますが、まったくの別物を作り上げてしまうのは何だか作品、以前の出演者へのリスペクトが欠けているような気がしたりもします、tommy個人的に)作品の持つ情緒や雰囲気を壊すような事が見当たらなかったのは素晴らしい!
…て、初演観てませんが、その時代の演目はNHKの放送などで追いかけ視聴できたのでいくつか観ていたり、初演ルイ(彩凪翔くんのお役)をされていた大浦みずきさんがいかにジゴロが似合い過ぎてジタバタしたいかも自分の中で知っているため、今回の公演がとてもその空気感を大切にしているのではないかと強く感じられ、嬉しかったです。

うん、ひと言、ふっる~い、と言ってしまえば終わりなのかもしれませんが、柴田センセーの人の感情表現の細やかさ、そして正塚せんせーの間の取り方、このお二方のタッグでなければこの作品は再演を重ねられなかったはず!とtommyは声高に言いたいです!
…観終わって「ふ~~う~~ん」と言ったtommyが何を言う、ですが、このジワジワ感は他に説明のしようがありません!と、思うわけです。

本題に入りまして、最初のシルエットから入るタンゴ。
これはだいもんが真ん中でもまだtommy的にはそれほどグッと来るものはなく(別箱主演をしているからかもですね)、それより開演前のだいもんのアナウンスの方が、ぐあ~っと涙がこみ上げてきましたううっ・・・
これだって別箱であるアナウンスなんですが、これが、これがトップになっただいもんの…と思うと無駄にうんうん、うんうん、と鼻をすすりつつ聞いてました(すでに隣のお嬢さんには意味不明だったと思われ…)。

あのタンゴ、振りが面白いですよね~。
ペンギンみたいな腕と手の角度、あれも何だか往年の宝塚っぽく感じました。
本当はどうか知りませんが。
それも動きがゆっくりで揃っている感じが、型と優美さを重要視していた様に思う昭和の宝塚を思い起こさせました。
なんて優雅、お人形劇のような枠に嵌められた人間たちのちょっと滑稽でこれから始まる文学的なお話の導入部として美しかったです。
→tommy的にこのお話って、結局誰も箱庭のような自分たちの階級や世界からは飛び出せないで終わる感じが、この最初の舞台の枠で区切られた中で踊る奇妙(と言ったら失礼かな)なタンゴとリンクして感じるんです、深読みしすぎなのは重々承知の上で。

そのあと、はおりん(羽織夕夏ちゃん)とクロード(だいもん)のやりとり。
「君、可愛いね」みたいなことを言うクロードは、シャロン(真彩希帆ちゃん)との恋愛を経てこんな事言える人になったのかな、それともまだちょっと引きずってて軽口叩いちゃうのかどっちかな…と思いつつ観てました。
何かが終わったクロードからスタートなので、どちらとも取れる感じがして、スッカリシャロンを忘れましたって感じには見えなかったので。

でも…、本当に、本当にだいもんって、白も黒も出来る人なんですね!!
男役さんとしてのスキルの高さが天上見えない!!!
クロード、好青年……と言うかテンションMAXでがなる役とか腹に一物ありそうとかそう言う役を演ってきた、なんて微塵も感じさせない。
『ケイレブ~』のジムとはまた全然違う。
ジムもお金持ちのお坊ちゃん、て感じの人良さそうな感じでしたけど、クロードは駆け引きとか計算とか、そういうものと無縁なくらい白い。
それが周りを知らずに狂わせていくんでしょうけど。
なので、シャロンが魔性の女性と言うより、クロードがシャロンに対しての恋に目隠しされて周りの人生を振り回しているように見えました、tommy。

クロードとシャロンの出逢い、フォンテンブローの森。
セットは学生演劇か!てツッコミたい書割でしたけど、飛び出してきた時のシャロン!
ビックリしましたね!
こんなにも変わるのか………と。
そこでちょっと前のお写真のお話になります。
まあやちゃんのお化粧、最初はあのお写真と同じですか????
相模大野ではかなり細い眉をキュイッとキツメに眉尻あげて描いてました。
目尻もグッとあげてアイラインを引いて。
シャロンお化粧サンプル2

tommyが画像に手を加えたので(それも加工用のペンとかないし…)無理くりなのは承知なのですが、まあ、こんなくらい眉を細く吊り上げて目尻はもっとキツイ。
いつものまあやちゃんとは別人(今までtommyが観た事のある舞台でもこれほど人を食ったようなお顔にされてたことはなかったように思いますが)でした。
シャープになったお顔の輪郭といい、あの白い羽根のついたガウンを着て出てきた時は本当に人ではないような雰囲気をまとっていて、クロードが釘付けになるのも納得。

けっこうまあやちゃんのシャロンに大人の色気がもう少し、というご意見を見聞きしていたので、今までのお化粧を観ていればそう思うのもわかるし(『桜華~』は女郎に身を落とすお姫様…もここまでキツイお化粧ではなかったかな~)、先行画像やポスター、チラシとも違う、もっと、本当に人を食ったような、がピッタリくる感じのお化粧。
それも声!
声が全然違う!
「ふふふ」と笑う時の声の魅惑的な事!
これが80年代に大人の女性を演じていた娘役さんの深みのある大人の声だ!と思い出すほど、声が素晴らしかったですね。
tommyの大好きなひびき美都さんの透きとおるようで低いようで少し声にビブラート掛かってません?と聞きたくなる、あの何とも言えない品のある声をだぶらせて聞いていました。
※ひびき美都さんはシャロンを演じてます、新公ですが。
というより、ひびき美都さんと雰囲気すらだぶって見えて、完全にtommyの知っているまあやちゃんじゃない!でした。
それはまあやちゃんがもしかしたら初演の頃の映像を見て参考にしたのかもしれませんが。
ひびきさんだけでなく、歴代のシャロンを参考にまあやちゃんはだいもんとあのシャロンを作り上げ、ツアー回りながらもどんどん進化していっているのかもしれない、そう思うとなんて多くの仮面を持っているんだろう…!と驚きしかありません。
まさしく、ガラスの仮面のごとくー!!
いや、真剣ですよ、真剣にガラスの仮面か!と言いたくなるくらいの変わりようですよ。

このまあやちゃんシャロンの伏し目がちな表情、口元の笑み、キリリとした目つき、これがなければクロードが恋するわけも、りさ(星南のぞみちゃん)フランソワーズとの対称的な女性像も築けなかったはず、とtommyは思います。
知人がお芝居観終わった最初の一言が「いや~、シャロンの人がお美しくて~」でした。
ですよね!?
ですよね~!?
でも本当は丸顔でニッコニコしている可愛~い娘役ちゃんなんですよ!
とtommyも興奮気味にお話してました。

なので、今回の舞台、クロードのダメな好青年と美しい大人のシャロンの構図はかなりよくできていて完成度たか……っっ、です。

まあやちゃんのお化粧についてだけでだいぶ語ってしまった。
だって、幕間にお写真買いに行って、プログラムもそうですけど、舞台と写真とのお化粧の違いに思わず買ったんですもの。
舞台写真として今のお化粧顔のモノをぜひキャトルで売ってください!!!!
切望!!!

でね、フォンテブンローの森でたくさん男性出てくるじゃないですか。
その中で後ろに立っているのにひと際目立っている方が!
もう!
翔ちゃんのルイ、ルイの翔ちゃんですよ!!ラブラブ
にわにわ(奏乃はるとさん)の金持ち銀行家も貫禄十分だしレオちゃん(煌羽レオくん)のマネージャーもその場では華やかさ十分なんですが、照明があまり当たっていないのに翔ちゃんのジゴロは……放っておいても女性が吸い寄せられていくのが目に見えるかのよう!
初代ルイの大浦みずきさんは以前記事で書いてますが、陰のある大人の男をやらせたら右に出る人いなそう…な女性が放っておけなくなるタイプを演じられる方で、震えるくらいジゴロが似合うタイプなので、翔ちゃんはどうくるかな、とtommy楽しみでした。

ああ、もう星組のかいちゃん(七海ひろきさん)と並んだら……この二人がジゴロをやったら目がくらむかも……。
かあっこいい!!!
いや、美しすぎる!!
tommyはお金があっても側に寄れないかも~~~~汗
tommyはたっちー(橘幸くん)がいいな音譜
たっちーなら楽しいと思う!
たっちーとのんちゃん(千風カレンさん)の愛人コンビはもう観ていて、いるいる~てかお似合いすぎてご夫婦ですか!?くらいでしたけど。
翔ちゃんルイはそれも人が良い。
後でダンサー志望だってわかって、ああ、だから上流階級ではないしジゴロをやっているわりにシャロン以外には冷めている(ジゴロは恋はしないでしょうが、お客様には)のが何となく納得。
人がいいのはもちろん自分がシャロンを好きだから夢の中のお花畑にいるクロードに釘挿したいのもあるだろうけど、結局正々堂々とした勝負を受けてしまうところ。
ここの二人の変わり身の早さと呑気な歌は少しどうなの?と思ってしまいましたけど(緊張感がなくなるし、そんなにすぐ打ち解けて親友みたいになる??男性の描く男性同士の友情急接近て女性には分かりにくいのか、とか思いました、柴田センセー)。

それとフォンテブンローの森でクロードにタンゴは踊れるかと聞いてクロードが踊れない、と戸惑っている時のまあやシャロン!
これ、これを観たかったんですよ~~。
あらそう…ならいいわ、的にさっさと袖にして行ってしまうまあやちゃん!いやシャロン!
その後のクロードの顔が……好き。←阿呆です。
男性の間を蝶のようにフワフワ飛ぶシャロン、きっとこの時は純朴な侯爵という印象しかクロードにはもたなかったのかな……。
ルイの言うように住む世界が違う人、パトロンにはなってもらえるかしら、と思っても、こんな純粋な人は無理ね、くらいな……。

屋敷でミーシャ(真那春人さん)に上の空でタンゴを熱弁するクロードに会場から笑いが起きてましたね~。
tommyは笑うと言うよりこのクロードさんの純粋過ぎで人の話聞いてない感が何とも不幸を呼び寄せるタイプだな~と苦笑いの方でしたけど。
で、登場する姉のソフィー(早花まこさん)とフランソワーズ。
きゃびぃ!
ご本人は未だに可愛らしいのに、年増の女性がなんて素敵に似合うようになったのかしら~。
『ルパン~』のポリニャック夫人、『るろうに~』の井上武子夫人といい、世話好きだったりちょっと面倒くさそうだったりする女性が上手くなりましたね~。
そこでのクロードは、ホント、どうしてさっき恋に落ちた女性がいるのにフランソワーズを抱きしめて挨拶とかできるわけ!!??ですよ。
まあ、まだこの頃はそこまでゲスくはありませんが。
タンゴをフランソワーズに教えてもらうのはさすがにちゅうちょするでしょうよ、教えてくれ、とか言ったら殴りたくなりますね、tommy。
それくらいクロードには悪いことに片足突っこんでいる自覚がなさそうだったから。

フランソワーズ、りさちゃんのフランソワーズ……。
正塚せんせーがりさちゃんみたいな演技が好きなのかな…とかtommy思いました。
『ケイレブ~』も娘2的なお役でしたよね?
あの時も純真無垢な突っ走りそうな娘さんだった気が……。
フランソワーズはお嬢様だから、何も汚いことを知らなそうだから、でもかなり芯の強いタイプなのでは?とtommyは思ってます。
なのでりさちゃんフランソワーズは間違った(?)配役ではないと思うんですが(きれいで可愛くて一途で、年上の女性にも直接対決しちゃって、でもその上目遣いは何か責めているような感じがして、……クロード的にはいつか息つまりそうって感じがある)、如何せん、演じている、と言う感じが薄いんですな。
正塚せんせーの好み?と言ったのはその部分で、正塚せんせーのお芝居は宝塚的な演技より自然な感じが求められるとtommyは思うので、その辺、りさちゃんて他のマダムやお店の女主人でジゴロを表でまとめているエヴァ(沙月愛奈さん)と比べても演技している感が薄くて、それがフランソワーズのクロードやシャロンに対する気持ちがストレートに表現できているようにも思います。
tommy的には妃華ゆきのちゃんとかでも良かったのでは、と思いますが、妃華さんだと見た目の押しの強さが出てしまって(その点りさちゃんは後ずさりながらも言う事は言う!て感じでの押しの強さがありますけどね)シャロンが押されてしまうから?
うーん、あのまあやシャロンならそれでも押し切られないと思うけどな~。
配役時のお話だから仕方ないとしても、やっぱり正塚せんせーの好みがたぶんに含まれているような…まあやちゃんと同期対決、と言うには演技力がまだまだ追い付かないかな…。
りさちゃん、頑張れ~~~~。

ミーシャのまなはる(真那春人さん)、良い役ですね!
ピッタリ。
まなはるも正塚ワールドにけっこうハマる役者さんなんですよね。
間の取り方がちゃんと演出家の意図を汲めているような気がいつもします。
そう、正塚せんせーは間の取り方がすべて!と言ってもいいくらいだとtommyは思うので、まなはるってそれが絶妙。
宝塚っぽくないセリフ回しがあっても不自然さや現実に引き戻されることがなくて。
正塚せんせーについて語るとひと記事出来てしまうのでちょいちょい挟む程度にしますが。
※正塚せんせーを批判するのではなくて、tommyの思う正塚作品の良さと難しさ、みたいなコト。

クラブ「フルール」でシャロンを助けたクロード、二人は再会しますね。
レオちゃんフレデリーク的にはもうこいつ(クロード)は近づけない方がいいのでは?と勘づいていそうですが、シャロンもまだそこまでクロードを意識してないんでしょうか。
視線の絡みあいで傍からみたら恋の香り漂ってそうですけど、それも見ないふりするのがあの時代の空気読めな感じなのでしょうか。
まあ、シャロンは誰にも恋しない、と思われてますからね。
フレデリークだけは実際シャロンの内面気遣ってそうですけど……商品としての価値下がるのも困るってマネージャー業も含め。
エヴァと桜路子爵は二人が相思相愛であろうことに気づいてはいますが。
あれ?
ルイとエヴァ?
ちょっと記憶が曖昧なんですが、シャロンはクロード好きよね、てお話してますよね、確か。
だからエヴァはシャロンが青列車で銀行家にわにわに連れられてニースに行くことをなんとフランソワーズに伝言するんですものね~。

でもなんか……フランソワーズから伝言聞いたときのクロード、一瞬はフランソワーズに申し訳なさそうな顔しますけど、それってエヴァはわざと君に伝言したんじゃないよ、という気遣いなだけで、ほんっとうにシャロンの事しか考えてない!こら!!
だってすぐにルイと青列車でニースに行く話を楽しそうにしているし、フランソワーズから伝言を聞いたことを悪い人が伝言を持ってきた(伝言するには相応しくない相手であることは確かだし、相手が悪かったという意味でしょうけど、最悪な人間が伝言を持ってきたって感じにも聞こえてフランソワーズは何も悪くないんですけど!?とちょっとtommy思いました)的に話すんですもの~~~~~~。
クロード、自分の振る舞いを一度でも顧みたのかな、最後まで。
最後はさすがにシャロンに再度迫る事はしなかったから「もう終わり」なんだろうけど、本当に、幻のような恋だったんだろうな……とは思います。
フランソワーズの存在を忘れたわけではないけれど、シャロンに向ける気持ちはまるで恋のクピドに射抜かれたかのように夢うつつに進むので。

全然話は違いますが、観ている中でとっても気になって仕方なかったのが琥珀れいらくん!
ホテルマンとかウエイターとか列車の乗務員とか!細かく出てくるんですけど、下級生の時のがおりん(香綾しずるさん)みたいで可愛いんですよ~もう~にこにこ
ちょこちょこ出てくるからつい観てしまう。
102期生でしたっけ。
身長も170センチだし、これからの生徒さんなのでちょっと注目したいけど、可愛すぎて何だか弟っぽく感じてしまいそう。

列車の中でクロードとルイに遇うシャロンのルイを制してにわにわに寄り添う姿は、自分の立場をよく知っていて大人だなあと思いました。
にわにわ見てて思うのは、シャロンをものにしたいと思ってはいるけど、若い男と遊ぶのは気にしなそう。
そのシャロンは自分のものだ、という事が何より満足なのでは、と思う感じでした。

そして列車のデッキでの二人!
これ、オペラグラスで観ていたので本当にデッキで話しているような錯覚を覚えました。
ぜひ(すでにオペラ使用しているかもしれませんが)オペラでガッツリ観て欲しい場面ですよね!

シャロンのそのガウンでは寒いんじゃないの?な姿と(時季としては寒くないのかしら)ガッチガチなクロード。
琥珀色の雨が降ると言われるマジョリ湖の話を楽しそうにしている二人。
そして「これ、琥珀なの(セリフ違ってたらごめんなさい)」とスッと手を出してクロードに指輪を見せるシャロンの仕草。
なんて言うのかしら。
仕草が貴族とかの優雅さではなく、かと言って商売女の媚びでもなく、自然と惹きつけられるような動きで、シャロンのまわりを占める空気感はまさしく別世界な気がしました。
お芝居の中で言うところの別世界→貴族社会と商人、庶民との差、ではなく、シャロンは別の世界の住民な気がします。
ルイと同じと言いながらもそこもまた別の世界であるように感じる。
シャロンだけが住む世界があるように感じます。

無邪気にその琥珀を見るクロードとシャロンの距離は自然と近づいて……。
tommy、ここでクロードが思わずシャロンを抱きしめて「抱きたい」なのかと思ってました汗
何かそんな雰囲気が流れてドキドキ。
あ、違うんだ、とちょっと残念な気持ちもあり。
でもこのデッキでの会話が、この時間がずっと続けばいい、二人がそう思っているような感じがしました、tommy。
だって、二人でマジョリ湖に行こうとする時よりよっぽど穏やかで幸せそうな感じがしませんか?
恋の始まり、初々しさもあっていけない恋ではあるものの、ここだけはクロードがゲスいとかではなく愛する人との時間に幸せそうで、シャロンも飾ってなくて心からマジョリ湖に振る琥珀色の雨が見たい、と話している姿が可愛くもありました。
本当のシャロンは、ここにしかいなかったのかな……とtommyは遠回りして帰りながら思い返して切なくなりました。

終点のない列車なら良かったのに……あるアーティストが歌う不倫相手との旅行の曲にある歌詞。
そう願っても、列車は目的地に着いてしまうんですよね。
二人きりの時間は霧の中に隠されてしまって、幸せな刻も現実へと戻ります。


長くなってきたので、いったん切ります。

もうお写真とか前振りでだいぶ長くなってしまっていたので、次は前振り短く、お写真は……ないかな。
収穫物がないのでね汗

次はニースのホテルから終わりまで、とちょっと正塚ワールドについてを語ろうかと思います。
(また続くんかい!て思われた方、申し訳ない!でも長くて途中で欠伸出ない方が良かろうかと!)




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