あやとも通信Ⅱ

ayatomo5

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カノン19

病院から帰ってきて 
リビングにバスタオルをひき
カノンをそっと寝かせました

カノンの息は荒くつらそうでした
あやさるとともきちと私で
交互に何度も小さな背中を
さすりました 

何度もカノンの名を呼び
カノンも力を振り絞って尻尾を振って
くれました

ともきちは就職で悩んでいる時期でしたが
カノンに 
「カノン 私頑張るから 
カノンが心配しないように一生懸命頑張るから」
と 伝えていました

カノンにとっては 私は母 あやさるは姉 
ともきちは大切な妹だったと思います



カノン 18

2019年5月14日 カノンの一周忌
午後からは仕事でしたが
午前中にともきちと霊園にお参りに行って
きました

ともきちはひとりで何度か行ってたようで
お花屋さんの場所や 
送迎バスが停まるところも全部
教えてくれました

霊園に着くまでは少し曇っていましたが
ちょうどカノンが虹の橋を渡った時刻には
太陽の光が優しく差してきました




日向ぼっこ大好きだったね


カノン17

明日はカノンの一周忌です

ともきちは会社に休暇願いを出して
休みをとっているそうです
私とあやさるは都合がつかず…
心の中でお参りにいくつもりです



旅行から帰ったあやさるに会えたカノン
横たわりながら尻尾を振っています
10時になったら病院が開くので
連れて行くことに

もう自転車のカゴでは無理なので
キャリーにそっとカノンをいれて
タクシーで行きました

先生は体温をまず測ってくださり
昨日よりかなり体温が下がっているので
もう…無理かもしれません
こちらで預かって点滴することは
出来ますが点滴している間に逝ってしまうかも

こちらに残ってついて頂くことは
出来なくてこちらでずっと人は
ついていられないので
ひとりで旅立つよりお家で看取ってあげたほうが
良いかと思います    とのことでした

ともきちは最後まであきらめたく
なかったのでなかなか首を縦には
ふりませんでしたが
私はカノンをひとりぼっちで逝かせたく
なかったのでおうちに連れて帰ろうと
ともきちに言いました
あやさるも泣きながらそうしようと
言っていました

先生は体温が下がらないよう
温めてあげていっぱい
だっこもしてあげて下さい
水も飲めないけど 口に水を少しずつ
いれて湿らせてあげてね
と優しく言って下さいました



元気だった頃のカノン
おひざの上は大好きでした


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