以前綴ったか分からないが、私の音楽活動はR&Bを主体したジャンルだ。

リズム&ブルース。

その起源はブラックミュージック。

いわゆる黒人音楽。このルーツは約500年前まで遡る。


*その時代、アフリカからアメリカへ渡った人々の音楽文化は、アメリカの中でさまざまな文化と交わりながら形を変えていった。


現代のLIVEシーンではすっかりとお馴染みになったコール&レスポンスのような、誰かの呼びかけに誰かが応える。

このコミュニケーションは会場の一体感、満足感を高めてくれる。

歌い方やリズムを共有しながら、みんなで音楽を作る感覚。


そこからワークソングやスピリチュアルが生まれ、やがてブルース、ゴスペル、ジャズなど、さまざまな音楽へと枝分かれしていく。


さらにそれらが影響し合い、R&Bやソウル、ファンク、ドゥーワップなどが生まれ、そこからまた新しい音楽が派生していった。

もちろん、これは一つの音楽が順番に進化していったという単純な話ではない。


人や文化、時代の影響が重なって、次々と新しいものが生まれていった。


☆それを考えていると、人生も少しブラックミュージックから派生したこの事と似ているんじゃないかと思って今文字を綴っている。


生まれたばかりの頃は、自分の中にあるものなんてほとんどない。

物心がついて、家族や友達、先生、周りの人たちと関わるようになって、少しずつ言葉や考え方を覚えていく。


誰かに影響されたり、

好きな人の言葉や仕草を真似してみたり、逆に「これは自分には合わない」と思ったり。


そうやって一つずつ経験を重ねていく。

関わる人が違えば、きっと自分の中に入ってくるものも違う。


ある人からはゴスペルのようなものをもらい、別の人からはドゥーワップのようなものをもらう。


それらが自分の中で混ざり合って、

色々な取捨選択を行いながら、自分と向き合いながら、

いつの間にか自分だけの音楽になっていく。


大人になって、色々な

場所へ行き、人と出会い、経験をしていく中で、「自分はこれが好きなんだ」と少しずつ分かってくる。


特に同じ波長を感じる人と共鳴し、

仲良くなれるのだという。


最初から好きだったわけじゃない。

誰かに教えてもらったもの、たまたま出会ったもの、影響を受けたもの。

その一つ一つが積み重なって、今の自分の「好き」になっている。


「嫌だな。やりたくないな。めんどくさいな」

そこには普通だったら見過ごしたり、発見できないようなものが得られるチャンス。

私はそう思った時、そのオポチュニティーに感謝する。そして実行する。



ブラックミュージックが、いろんな音楽や文化と出会いながらR&Bやソウル、ファンクなどへ広がっていったように、人間も出会いや経験によって少しずつ形を変えていく。


そう考えると、自分という人間もこれまで出会ってきた人や経験が作ってきた一つの音楽だし、これから出会う人、親密になる人、大切になる人によってまた新たなアイディアや音色が増えていくのかもしれない。


最後に…。

ボーカルは楽器。だということ。

色んな音色に乗せながら言葉紡いで表現していきたい。


See you Next...Bye!