3.11大地震Ⅳ
冷蔵庫のものを発砲スチロールに入れた。
相変わらず両親の携帯には繋がらなかったが、とりあえず安否確認にいくことにした。
車は混雑していて全然進まない。
実家に近くなった頃、父と連絡がとれた。二人とも無事。
4人で一緒にいよう。と実家に避難。
実家も真っ暗だったけどランプストーブのおかげでホッとできる暖かい光に包まれた。
なんども起こる余震で眠くもない。緊張で全身が痛くなった。
ラジオを一晩聴いていた。
全国で被害が起きていること。津波がすぐ近くまで来ていたこと。
家がなくなっていること。地形が変わっていること。
音声でしか得られない状況。
すごく不安を煽った。
実家の二階からは海沿いの火事が見える。
街は真っ暗なのにそこだけ赤くなっていた。
結局朝方まで起きてウトウトしたころ大きな地震がきて寝るのは諦めた。
ワンセグを見て明るくなった被災地の様子が映し出されたときの恐怖は言葉にはできなかった。
一番の被害にあったのは旦那さんの実家だった。
旦那さんは顔色も悪くなる一方で私は大丈夫大丈夫としかいえなかった。
家族からの連絡もなく、電話もダメ。
充電がなくなるほど二人で電話をかけまくった。
テレビを見て情報を知りたいもヘリから確認できる範囲の死者の数だけ。
避難所の人の名前とか顔とかなんで出さないの?!と私は一人、怒っていたとき
サンドイッチマンの伊達さんが言ってくれた。
私たちの思いを全国に伝えてくれた。
それからTV局が避難所を回ってくれるようになり、本当に感謝しています。