プレゼントチケットでの観劇です。

先日の阿佐ヶ谷の事が有ったので、ちょっと…かなりビクビク。


シアターグリーン BASE THEATER 。

池袋は近い!!


なしお成さんがいらっしゃる劇団だったと、始まってから気付く。

ホントに存在感のある女優さんです。


テンポがすごく良くて、展開も早いし、とても面白かった。

キャストが多いので、ちゃんと覚えきれない…。

でも、ホントに練れてる、いい舞台でした。

   -------------------


あやんぬ‐☆さんぽ         

会場:シアターグリーン BASE THEATER
出演:渡辺美弥子, 小原雄平, 道井良樹 他
脚本:竹田哲士
演出:竹田哲士

説明

20XX年。
「誰か一人の命と引き換えにしなければならない」危機が地球を襲ったという。
それが核戦争だったのか巨大隕石だったのか宇宙生命体だったのかはよくわからないし、その経緯も語り継がれていない。
ともかく、一人の日本人がその命と引き換えに、見事、地球を救ったようである。
この物話は、この勇敢な男の奮闘を描いたものではなく、この男の先祖のお話である。

昭和初期のとある山村。
近年発展めざましいこの国でも、通信交通の行き届かない山村では未だ不可解な習慣に囚われている。
村の祭りでは数年に一度、籤によって村人を一人選び出し、神様への供儀とするため川に流すという。
ある年、男は幸か不幸か籤を引き当てた親友の身代わりとなり自らその役目を買ってでる。
祭りの日、男は申し訳なさそうにする親友の顔を尻目に、川に流されていった。

そしてそのまた数年後。
「誰か一人の命と引き換えにしなければならない」事態が村に降りかかる。
それが核戦争だったのか隕石だったのか宇宙生命体だったのかはよくわからない。
もっとくだらない事だったかもしれない。
村の寄合では連日、誰を人身御供にするかの議論が交わされるが、誰一人として進み出る者はいない。
彼らの脳裏には、一人の男の顔が浮かんでいる。
「あいつみたいな奴がいれば」と。