6月25日
でかたま(長女)が3回目の救急搬送となった。
前日まで木金定休日にこちらに帰ってきていて
帰宅して出勤するはずの朝5時
勤め先のパン屋のオーナーから彼女が出勤してこないと連絡がきた。
慌ててちびたま(次女)と共にお隣の県まで走って駆けつけたところ彼女は深く深く眠っていた。
机に置いてある薬のゴミを見て部屋を探していくと通院の記録とお薬手帳と、おそらく病院の診察時に見せる日記のようなメモが見つかりました。
眠れないこと
幻聴幻覚
過去のトラウマ
彼女の葛藤が綴られていました。
過去
父親に手を挙げられたり踏まれたり
暴言を浴びたこと
私の知らなかった出来事も書かれていました。
ちびたまが言いました。
お母さんが帰ってこない日
仕事で、学童で、時には飲み会やコンサートの日もあったかも。そんな日に酔った彼がそのような行動をとったようです。
ため息を一つついたあと
それはきたのだと。だから今も人のため息が怖いのだとちびたまは言いました。
オーナーは使命感が強く
リーダーとして経営者として
強い人だったのでしょう。
それがでかたまには父親と重なり
パン屋さんのハードな勤務の疲れとで、たった2ヵ月で彼女を壊してしまったようです。
事故の時も幻聴幻覚症状があったというのに
誰にもそれを言えなかったなんて辛いですね。
折に触れて辞めてもいいのだと伝えてきたのですが、引越しまでしたことや、できれば職場に慣れて続けていけたらと僅かな希望を持っていたのかもしれません。
辞めるなら1年前に言うようにとの言葉に更に言い出しづらく、私と彼女が好きな私の友人に後押しされて辞めることを決めた金曜日。
これで大丈夫だと思った私が甘かったんです。
おそらく限界だったんでしょう。
決めたとLINEした記録には
「7月末までと言われて、その7月は休みも普段2日ある休みの1日は出勤して働くように言われた。だから7月は帰ってこれないけど頑張る」と。
それは今の彼女にとってプレッシャーだったでしょうね。
結局3回目の救急要請となりました。
沢山服用したけれど
幸い検査結果に異常はなく
退院して名古屋の家に連れて帰ってきました。
救急、警察、医療スタッフ
そしてオーナー
沢山の人と話して義理は果たせませんでしたが
命を優先して彼女を守り本日より出勤しておらず、このまま退職となる予定です。
私は生きていれば何度でもやり直せると信じています。
明日から(日付が変わったから今日から)
私は出勤して
ちびたまは学校に行ってる間
彼女が心穏やかに過ごせますように。
何事もありませんようにと祈っています。
リスタート頑張ります!