あれから色々とありました。

夏休みが終わり、9月が過ぎて、10月ももうすぐ終わろうとしています。

 

その間精神科と呼ばれるいくつの病院に電話しただろう。

そしてそんな病院に何度足を運んだだろう。

 

結局病院では何も変わりはしませんでした。

 

デカたま・・・長女の心はお医者さんでは治せないモノなんでしょうか?

ただ静かに寄り添って、話を聞いて。

休みたいと言った日は休ませ。

学校へ行ったものの早退になった日は迎えに行き。

けれど怒ることはせず、じっと彼女が歩きだせる日を待つ日々。

 

一時は自傷行為や、今でも死にたいといつ死のうなどと綴ったメモを持ち歩き

(メモは未だに持っているのかもしれませんが・・・)

危うい時もありましたが、だんだんと彼女との距離感が分かってきたこともあり

お互いに焦る気持ちはなくなり、穏やかに過ごしています。

 

高校も、行けたらいいかと。

勉強が全てじゃないし。好きなもの。やりたいものを見つける時期と考えれば

それはそれで悪くないのかもしれません。

 

そして気づいたことは

色んなことに忙しくしていた私は、いかに子どもをいい意味で「甘やかす」ことが

なかったんだなぁということ。

もっと話を聞いてほしかったんですね。

不安な時は抱きしめてほしかったんだと改めて気づかされました。

 

だから今更ですが

私と同じぐらいの身長になったデカたまをぎゅぅぅぅって

毎日抱きしめてます。

そんなんで彼女の心が落ち着くならお安いものですもん(笑)

 

けれどちゃんと歩き出せる日はもう少し先のようです。

それまで沢山話をして、沢山抱きしめて

私を追い越していくまで一緒に歩いていこうと思っています。

 

 

 

 

そんなデカたまを必死に支える日々を送っていたある日。

チビたま・・・次女の心がとうとうポキリと折れてしまいました。

 

泣いて手がつけられないといった出来事が増え、

怒りを姉に、親にぶつけることが多くなりました。

 

そしてある朝、その日も学校へ行けそうもない姉を見て言ったんです。

 

「お姉ちゃんはずるい」

 

学区の端っこに住んでいるので通学に時間がかかります。

それを行ける日もお姉ちゃんはお母さんが送って行ってくれる。

自分は分団で歩いて行かなくちゃいけない。

 

朝だって自分ばかり時間に追われて大変なのに・・・と。

 

気持ちは分かります。

けれど・・・・事情を呑みこむには難しい年齢なのかもしれません。

そのうちに朝起きてきても支度をすることができなくなり

時間になっても家を出ることもできなくなりました。

 

「休む?」

 

そう聞くと首を振ります。

 

「送っていこうか?」

 

訊ねると泣き出します。

 

そうなってしまった最初の日はなんとか校門まで送っていったら行けましたが

翌週月曜10月15日からはそれもできず。

一週間。先生が家までお迎えに来てくれる日。

校門まで送っていき、先生に迎えに来てもらっていける日。

 

・・・と。

 

原因は意外なコト。

いや、些細なコト。

 

けれど彼女にとってはもう世界がひっくり返るぐらい大変なこと。

 

さてさてまだまだ彼女の心の中には色々と溜まっているものがあるようです。

少しずつゲロってもらいましょうかね。

 

 

そんなこんなな我が家です。

 

 

一歩ずつ。

一歩ずつですです。

 

 

私もイロイロと溜まっているので

ゲロちゃうことはココで・・・

 

 

「王様の耳はロバの耳ーーーーーーーー!!」