両親へ
最近はすっかり寒くなって暇さえあれば湯船に浸かってぽかぽかしております(今も)
お父さん、お母さん
俺な、
人間関係うまくいかんっちゃんね
最初にぶち当たったのは
高校の時かな
それまでは、俺だけがこんな風に考えてて
みんなはただいるだけと思ってるアホやってん
高校の時俺は好きな人ができたっちゃん
すごく好きで
その人とは会ったことなかったっちゃけどね笑
当時はホームページとかデコログが流行ってて
でもまあすぐ廃れてはいってたけど
俺は友だちあんまおらんかったけん
ガンガン書いてたんよ
高校の時の
俺の前の席のふじせ(仮)
が、
makiもホームページで
日記1人だけつけてんなやって
奇遇やなこいつて思って良くそいつの日記を
見に行ってたんよね
そしたら、
ふじせの日記のコメントに
女の影があったんよ
そしたらおれはな
その文章に見惚れてしまったわけ
文章が素敵すぎるって思ったんよ
どうやら俺とは違う
頭良い学校の子や!!
それから
無理やりクラスメイトに
メアドを教えてもらって
メル友(死語)になんねんけど
まあ結局
会ったこともないし
俺はフラれてしまうわけよ
まあ青春やなって諦めはついててんけど
(好きやったけど)
そのことを誰かに話して楽になりてえなって
思ったけん話たっちゃんね
友だちに話したらスッキリするなー
誰にも言わんでな!って
そいつはガンガンみんなに言っててんな
その時
たかがそんくらいで
俺は学校をズル休みしてんな
もちろんなんかいっぱいいろんなやつから
メール来てた
俺はメール
どんだけ時間経っても開かんかった
バカにされてたしな
会ったこともない人に恋したこと
そりゃそうか
でも良いこともあった
受験の前の日
アホなりにがんがん勉強して
アホなりにがんがん緊張してたら
俺の恋のこと知ってるオシャレ男子が
俺にキットカット渡してきたんよ
当時人間不信で
学校行くのも怖かった俺は
流石に受け取りたくなかったけど
そうもいかんやん
こんな軽いもんみたいな尖ってたんかもな笑
でも裏にあの時大好きだった子の文章で
「頑張れ」って書いてた
俺だけにしてるわけじゃないのもなんとなく
知ってたけど、
俺涙止まらんくて
ほんで、
こんな俺でも嬉しくなって良いんやなって
昔お母さんが
遠いとこから九州に来て
誰も友だちおらんくて
仕事も何回か変えて
辛かったよな
俺を育てるために
必死に働いて
資格とって
プレゼントとか買ってくれて
お父さんも
友だちと飲みにも行かんと
俺と釣り行ったり
BOOKOFFいったり
俺2人に何もできてへん
家出て
仕事辞めて
鬱って言われて
けど薬捨てて
大阪で引きこもって
風呂にも入られへんかった
人が怖くて
自分がクズやなってなって
ずっと生きるのが辛くて
やけど、
お父さんとお母さんが
大好きで
ギター持って
久しぶりに外出て
誰かに話しかけられて
すごく嬉しくて
今俺は
音楽やってて
お金は稼がれへんけど
友だちいっぱいできて
今このブログなんか
湯船に浸かりながら書いてるよ!
恩返しみんなにするために
お父さんとお母さん
あなたたち2人にできるように
やけん、今日だって辛くない!
もうちょっと待っとって笑
この曲いろんなとこで歌ってるで!
まだまだ生きるぞー!
おわり