退院して4日。
赤ちゃんを迎えてドキドキの生活がスタートしたばっかりの中で、
産院から電話がありました。
「ん?忘れ物でもしたかな?」なんて呑気に折り返したら、
「新生児マススクリーニングにて引っ掛かる項目がありました。
ただちに大学病院での精密検査を受けていただきたいので紹介状をお渡しします。
今すぐ病院に来れますか?」
とのこと。
実際のお電話ではもう少し丁寧に説明を受けたと思いますが、
「甲状腺??今すぐ大学病院??何事??」
軽くパニック状態になりながら産院へ急ぎ向かいました。涙目です。
産院に併設している小児科さんから説明を受けましたが、
曰く、「ここで勤務していて初めて見るくらい高い数値」というTSHの値がでていました( TSH 95.6 )。
少し高いくらいであれば、再検査をして異常なしという場合が多いようですが、
うちの息子は一発アウト即精密検査の高い数値をたたき出したようです。
※
新生児マススクリーニングについて
TSHやFT4の基準値について
クレチン症については
http://www.kodomo-kenkou.com/cretin/default
上記のHPにて専門の先生が詳しく記載してくださっているので
こちらでは割愛したいと思います。
※
小児科の先生の
「放っておくと重大な知的障害、発達障害に至る可能性がある」
という言葉を聞き、目の前が真っ暗になりました。
翌日、紹介状を持参して大学病院へ。
新生児マススクリーニングを行ったのが生後4日。
大学での精密検査が生後11日。
90以上の高い数値が数日間で少しでも下がっていますようにと祈りをこめながら、
息子を処置室に送りました。(採血を行います。)
血液検査の結果は恐ろしい数値でした。
TSH 234.8
FT3 2.3
FT4 0.42
この子の中で、何が起こっているんだろう?
クレチン症には、特徴となる所見がいくつかあります。
{甲状腺の肥大・無気力・巨舌・黄疸・便秘・嗄声・小泉門開大・臍ヘルニア・哺乳不良・・・・}etc
息子は、外見的特徴はどれにも当てはまりませんでしたが、
すごくよく眠るという点だけ「無気力」に当てはまっていたかもしれません。
退院して1日目は、おっぱいを欲しがる以外はずっと眠っていましたから。
でも、退院して1日目の赤ちゃんなんてそんなもの?と思っていました。
ちなみに実母には「こんな赤ちゃんに無気力もくそもあるか!」と一蹴されました。
とにかく、チラージンSの服用がスタートです。
まずは30㎍で1週間後に様子を見てみようとのこと。
これから一生飲むかもしれない、飲まないでよくなるかもしれない。
でも、問題は薬を飲む飲まないじゃないんです。
この子がどうか、健やかに成長しますように。