自分の考え、感情を所有する

　誰かの行為を、

　「問題だ」

と捉える時、

　その問題はあなたの中に有ります。

　これはメタフローラ・プレゼンスや
　VTアルケミーの講座内でも良く取り扱うテーマですが、

　
　私たちはつい、

　「善意」を装い、

　「こうした方が良いのに」と、

　外側の誰かを変えたくなります。
　

　「みんなが迷惑してる」
　「みんながそう思っている」

　

　「みんなが」

　と言うなら、（思うなら）

　「私が」

と捉え直しをした方が良いね。

　「わたし」という感情をきちんと所有しないで
　「みんなが」というのは自分から逃げてるのね。
　（これも境界線テーマを含んでいます）

私たちは
他者もまったく同じように世界をみていると
錯覚をしています。

だけど、

誰しもがまったく違った「目」で世界を見ています。

だからこそ、

絶対的な「正しさ」も
絶対的な「間違い」も無ければ、

嫌がることも
嬉しいことも

皆、当たり前のように感じ方に違いがああります。

「アタマ」の中で
ひとり思考している限りではそれらは分かりません。

お互いの違いを

分かち合わなければ。

そして、「分かち合う」ために

　あなたが感じたこと
　あなたの不快
　あなたの希望
　

　自分の考え、感情をしっかり自分のものとして所有してみること。

「わたしは、こう思います」
「わたしは、これが嬉しいです」
「わたしは、こうされると悲しいです」
「わたしは、こうされると嫌です。」
「わたしは、これが欲しいです」
「わたしは、助けて欲しいです」
「わたしは、これをしてあげられます」

「思考」している限り、
外の誰にもそれは見えていません。

「分かち合い」の中で、

気付き合い、
癒し合い、
慈しみ合い、

創造の場が生まれます。

　自分自身がどうしたいのか
　自分自身が何を嫌だと感じるのか
　自分自身が何が欲しいのか

　を明確にするために。

　あなたを満たす為にあなたが出来ることを
　自分に対して行動してあげましょう。

　みんなのため
　
　でも
　
　世界のため

　でもなくて

　先ずは

　「わたし」の「本当」を満たすこと。

　先ずはそこから。

思考は「過去」、つまり経験と知識の記憶をベースに

　　物事を判断したり、感じたりしている行為です。

　　これは、あなたが「今」と思って判断している事実が、

　　実は過去の記憶から判断された事実に過ぎないことを意味します。

　　美しいものをみて、美しいと思う瞬間、

　　思考は「美しくないもの」と比較して

　　「美しい」と思っているに過ぎないのです。

　　あなたが悩ましいと思う出来事は、

　　その出来事自体が悩ましいわけではありません。

　　それを悩ましいと感じるあなたにとってのみ、

　　悩ましい問題となりうるのです。

　　「今を生きる」とは「今を生きよう」とすることではありません。

　　何故ならそれはすでに過去だからです。

「今を生きる」ということは、

　　あなたの過去が「今」に入り込まないようにすることなのです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　道の教え

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