「七歳までは夢の中」 | ~Fortune Creation〜運命を創造する〜 あなたという存在の深みへの旅 生き方が変わるタロットという哲学〜

~Fortune Creation〜運命を創造する〜 あなたという存在の深みへの旅 生き方が変わるタロットという哲学〜

意識のしくみ、人間と宇宙との関係、自然の法則、現実とリアル「わたし」という存在を紐解くタロットの哲学。
人類の軌跡とその智慧の結晶DNAに眠るそれらの大いなる秘密を紐解き、運命を創造する力を取り戻す〜

初めての子育ては、
祖父母や社会との関わりが昔より少なくなっている家庭においては特に、
母親は路頭に迷ったように育児に関して様々に思い煩う事が多くなる。

子供の成長の早さ、
知的な発達の具合、
性格、そして行動など。

「他の子と違う」

ついつい他の子供達と比べて
我が子の成長過程を不安に思いがちになる。

私自身も初めての出産を体験し、
突然天から与えられた小さな小さな命に毎日おっぱいを与えながら、
様々に思い煩ったものだ。
育児の方法に正しいも間違いも無い。
あるやり方が正しいという意見もあれば、
いや違うと反対のやり方を勧める本もある。
母は子供とトイレまで一緒の幼少期、
日常の刻一刻の中で、常に選択を迫られる事ばかりである。

これでいいのだろうか?
こんなときはどうすれば良いのだろう?

そのような時期、
一冊の本との出逢いが
私自身の多くの迷いを吹っ切る助けとなった。

その本は、
七歳までは夢の中―親だからできる幼児期のシュタイナー教育


以前から名前くらいは知っていた
「ルドルフ・シュタイナー」と、
「シュタイナー教育」と呼ばれる形で出逢うことになる。

この本はシュタイナー教育の導入としてとても分かりやすく、
ぜひ興味のある方にはお奨めである。

シュタイナーは、人間の成長過程を7年周期で捉えている。
その初めの周期が0~7歳。
今日は簡単にこの辺りのこと先ず書こうと思う。

子供には、さまざまな教えを伝えるにしかるべき時期がある。

0~7歳までは「意思」
7~14歳までは「感情」
14歳~21歳までは「知性」

まだ感情面が育っていない時に、
「可哀想でしょう!」と諭しても
 本当の意味で子供達を理解させるのは難しい。
逆に、「意思」を育てる大切な時期に
 文字や言語などの知的な勉強をさせると
 発達に無理が生じて来る。

そして、「意思」を育てるというこの7歳までの大切な時期に、
幼少期の多くのプログラミングが起こる。
すべてのボーダーを取り払っている幼少期は、
他者と自身の境目が無く、
無意識と意識の境目も無い。
彼らは主に右脳を使い、様々な五感や様々な感覚
(シュタイナーは12の感覚器官があるという)を使って、
自らの内にわき起こる衝動に素直に行動を起こしていく。
この時期の子供は手当たり次第といって良い程に
好奇心に溢れ、今、その瞬間、
したいことに迷いなく没頭する、
まさに「今」に生きている存在。

健やかに「意思」を育てていく為には、
「これをしてはいけません」をなるべく少なくし、
しては行けない事は、
むしろ周りの大人が賢く手回しをして
触れる事がないように片付けておく必要がある。

この時期に「正しい」「正しくない」
「ダメ」「悪い」を教え込んでしまうと、
「意思」が育たず、
それから大きく成長していく中で
「これがやりたい」「こんなことをやってみよう」という、
内側からのエネルギーを感じにくい子供になるという。
後に、様々に無意識、意識の学びが深まるにつれて
この辺りの理解は更に深まる事になった。

大人になっても、
自分のやりたいことが分からない、という想いが有る時、
幼少期にやりたいことをとがめられて来た経緯が多くあるかもしれない。

大人になってから、プログラミングの書き換えはもちろん可能である。
しかしながら、
成長し、無意識と意識の境界線が育った後は、
無意識の領域の扉を開いて解いていく作業が必要となる。

我が家の子供達も下の娘は7歳となり、
二人とも「感情」を育てる時期に入った。

実際、どれほどに「意思」を育ててあげる事が出来たかは
もちろん分からないけれども、
しかしながら、
その後もシュタイナー教育には多くの学びと助けを頂いた。

今その時期の子育てをされている方、
そしてこれから子育てをされる方に
こうしたお話も参考になれば嬉しいと思う。



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