その時は夢中だったけど、落ち着いたら
さっきまでの事は夢だったんじゃないかと思えてきた。
だって、君とこんな事になるなんて思ってなかったから。
君が私を受け入れるなんてありえないと思ってた。
だからこの状況が信じられなくて、
すごくリアルな夢を見ていただけなんじゃないかと、
そう思ってしまう。
このまま隣で眠ってしまいたいけど、
次に目を開けた時、隣には誰もいないかも。
そう思うと怖くて、握った君の手を離せない。
まだ汗ばんでる君の肩に押しつけたままの唇を離せない。
君の横顔から目をそらすことができない。
だから私の胸にしるしをつけて。
痛いのは我慢するからしっかりと跡を残して。
簡単に消えないように。
背中の方にもしるしをつけて。
どこでもいいから。
そうしたら、君と離れた後でもそのしるしを見れば
本当だったと確かめられるから。
私も君にしるしをつけるね。
そうか、このしるしって
ふたりの愛の証だったんだね。