ワム!, ジョージ・マイケル
ラスト・クリスマス

WHAM! ~ラストクリスマス

 ラストクリスマス・・・山下達郎の「クリスマスイブ」と双璧をなすかのごとくクリスマスシーズンになるとあちらこちらから聴こえてくる曲である。

♪Last Christmas...

 と始まるのにリスニング不足の中学生が

♪Merry Christmas...

 と歌っていたのは自分たちが中学生の頃だった。「何でMerryやねん」と密かにツッコんでいたが・・・

 この曲は何て前向きな曲なんだと邦訳を見て思ったのも中学生の頃だが・・・

 去年僕はキミに愛を・・・でもまさに次の日・・・キミがGIVE AWAY しちゃった

 だから今年は泣かないように誰かにその愛を・・・

 みたいな流れがどうもしっくりこないのである。歌詞の「IT」ってその「愛」のことなんだろうが、GIVE AWAY した女にあげた愛を誰かに・・・って♪お~か~し~かな~いか 街には慣れたか・・・といった感じでさだまさしの案山子みたいな流れになってきた。失礼な話である。 ま、要するに「愛」っていうのはひとつだから別の人にあげようがまた別の人にあげようがそのもの自体は変わらないんでしょう、きっと。じゃなきゃ「IT」じゃなくて「ONE」でなきゃいけないし・・・。

 と、どうでもいいような議論が始まらないうちにお開きにしたい。 それにしても次の年に他の誰かに・・・っていうのはGIVE AWAY されてしまった以上当然な話であろう。しかしそれをなぜ次の年にわざわざ言う必要があるのだろうか?相当未練タラタラである。GIVE AWAYされるのも納得してしまう。
さだまさし
案山子~HOME SWEET SONGS