仕事と私事の両方で比較的通過する頻度が高い
首都高速の路線の中に「中央環状線」があります。
この線区内において、車窓からの景色はもちろん、
外観もお気に入りなのが「五色桜大橋」です。
荒川にかかるこの橋は内周りと外回りが2段構造。
鉄の重厚感が伝わるアーチ形の構造が印象的です。
実はここ、スピーカーが音を出す原理を逆に利用し、
通行する車の振動で橋の照明に必要な電気の一部を
まかなっているとのこと。すごい仕組みですね。
その照明に明かりが灯る頃合いにちょうど通過。
黄昏時の五色桜大橋。照明のほのかな光量がいいですね。
名前の由来となった数多くの五色の桜が
下を流れる荒川の堤を美しく彩り始めるのも
あとひと月ぐらい先のことでしょうか?
夕景がきれいな寒い冬もイイもんですが、
桜が咲き誇る暖かい春も少々待ち遠しくなる、
そんな気分になった道中の五色桜大橋でした。