ちょっと覚書程度にショボーン
今回の建て直しする際の、解体の事をまとめておきます。

ますはじめに、うちは鉄筋コンクリートだったんでアスベスト検査が必要でした。
問題のアスベスト…使われてた期間がある程度定まってるんですけど、稀にその期間外でも使われていることがあるそうです。
なので、建物を建てた期間が外れていたとしても100%大丈夫と言うわけではないです。

なお、アスベストがあった場合うちの解体をしてもらった業者に聞いたところ…

「大体設備だけで100万以上は費用がプラスされますね」

だそうで…うちは大丈夫でしたけど、これから解体する人は気をつけてください。



次に既存の基礎の話。

これはうちに関わってる住林の担当者数人と、会社の同僚の元HM営業マンに聞いた事を元に書きます。

鉄筋コンクリート製の住居の埋没基礎は大体30cm(地盤や特殊な条件を除く)ぐらいだそうです、深く埋めてたとしてもうちのように1.5m下まで埋没させる事はないようで…。

しかも埋没基礎の更に下に謎の基礎まで埋まってたようです(どうなってんの前の持ち主!)
もちろん撤去しないと耐震の保証がとれません。
(そりゃ土とコンクリのガラが家の真下にあったら面の強度とか違ってくるわな)

撤去はしないと駄目なんですが、問題は1.5m掘り返した残土処分費と埋め戻すための地質改善費用の追加費用の発生です。

地質改善は砂に硬化剤を混ぜて、一定分埋めて踏み固める作業を繰り返して行っていきます。
今回は範囲がめちゃ広くて深かったので300万いかないぐらいかかりました。
残土処分費は大体地質改善費の1/8ぐらいです。

今回、うちの担当者さん達も解体業者も僕らも誰もが1.5mも埋没してるとは思ってなかったことから(各々が最悪、費用+100万はかかるかもとは心の中で思ってた)、基礎に関しては解体するまで正確にはわからないので、業者から提示された見積もりは "所詮" 見積もりとだけ思ってください。

家造りは新築・建て直し関わらず大変な費用がかかります。新築は土地の入手、建て直しは解体から、非常に大きなお金が動くと思います。
今回自分の家の解体の件で各方面に迷惑をかけてしまい、費用も当初よりものすごくかかってしまい、諦めたものが多くあります。

もしこれから建て直しする方がいらしたら、もしもの事を考えて資金計画にはゆとりを持たせたほうが良いかと思います。

長くなりましたが、家造りには予想外が付きまとうのでゆとりを持った計画をオススメします。