我が家のキンクマハムスター、ちょびのすけ。
もうすぐ2歳と5ヶ月目を迎えようとしていましたが、
本日、息を引き取りました。
今日の日記は、ちょびのすけの最期のお話です。
お昼頃、いつも起きてない時間にご飯を食べていたので、大好きなりんごやブルーベリーを渡したら、すぐ食べました。
本当は昨夜、ケージを綺麗にしてあげようと
もう一つのケージに環境を整えていたのですが、昨夜はちょびのすけが眠っていたので、今日の食べ終えたタイミングでちょびのすけをお引越しさせようと思いました。
ちょびのすけは、果物の後に穀物かペレットをかじり、そのままご飯皿の上に乗りました。
(*´ω`*)移動しよう
と声をかけると、私の手に右手を乗せて頭をもたせかけました。
今まで、ちょびのすけは自分から私の手に乗ってくれていたので、掴むことは無かったなあと思いながら抱き上げたら。
ちょびのすけのお腹はとっても冷たくて。
慌てて私の手で温めながら、ソファへ移動しました。
窓を閉めて、ストーブをつけて、ちょびのすけを抱きかかえて温めました。
私の手と、ガーゼで包みました。
こんな冷たい身体で、それでもご飯を食べたんだと、涙があふれます。
ちょびのすけは、目を閉じてうとうとしています。
口元に濡らしたりんごを持っていきましたが、水分を取ろうとしません。
お腹が冷たかった瞬間、覚悟しました。
それでもずっと、抱っこして。
ちょびのすけの身体はほかほかと温かくなりました。
でも、ちょびのすけの顔はもう立派なおじいさんハムで。
ちょびのすけの顔を見ながら、たくさん話しかけました。
一緒に暮らしてくれたこと、
うちに来てくれたこと、
私をたくさん助けてくれたこと、
それがどんなに、幸せだったのか。
私が行き届かなかった、反省ポイントは山のようにある。
だけど、自分を責めなくていいことを、ちょびのすけが教えてくれたから。
ちょびのすけが、心地良いように決めてくれていいからね。
そう、伝えることができました。
ソファの上で、ガーゼにくるんだちょびのすけを抱っこしていると、きっと赤ちゃんを産んだらこんな気持ちになるんだろうな、なんて思いながら。
暫くグッタリと眠っていたちょびのすけは、パチッと目を開けて口をぱくぱくさせました。
呼吸が苦しいのかな?
どうしたの?
話しかけて少しすると、また静かな呼吸に戻り。
その時はわからなかったけれど、もしかしたら人間には聞こえない声で、何かを言っていたのかもしれません。
ちょびのすけは、少し前から片目がふさがっていて、私はちょびのすけのふさがってる方の目がこちら側になるように抱いていました。
ふと、私の顔を見せようと思い、抱く方向を反対にしました。
すると、私の顔を見た瞬間。
ちょびのすけは静かに息を引き取りました。
だいたい14:30くらいでした。
手の上のちょびのすけは、とっても柔らかくて温かくて。
何時間も、声を上げて泣きながら、ちょびのすけの身体を抱いていました。
泣きすぎて、頭が痛くなるほど泣いて。
だけど、こんなにゆっくりと老いを見せながら、しっかり心の準備をさせてくれた、優しいちょびのすけに、本当に有難い気持ちでいっぱいで。
私は、しっかりとちょびのすけが生ききったことに、向き合うことができました。
自分を責め続ける限りは、
その痛みを緩和させるために、
現実を美化するしかなくなってしまう。
だけど、それに気がつくことができたお陰で。
ちょびのすけの天寿を全うした姿を、そのまんま、受け止めて看取ることができました。
とてもつやつやの毛並み。
最期まで食べて毛づくろいしてた。
2年3ヶ月の間、
一緒に暮らしてくれて、
本当に有難うね。
本当に、お世話になりました。