陣痛ピーク〜出産 | 谷口綾子のブログ

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Be fit☆* 〜快適に健やかに美しく〜

2分ごとも、もう耐えがたいくらいの痛み。
たぶん、お昼ご飯の時間くらいかなぁ?

もちろんご飯なんて喉も通らず、朝に続いて旦那が食す!笑

用意してたゼリー飲料をかろうじて2口くらい飲めた。友達が用意した方がいいよってアドバイスしてくれたから、6つも用意してたけど、結果飲めたの2口。

陣痛はどんどん痛くなる一方で、ついに1分半ごとくらいに大波以上の波が•••。

なんか頭らしきものが出たがってるのが分かった。

だけど出しちゃダメ。

今いきんだら赤ちゃんが参道狭くて苦しくなるし、母体の傷も凄い事になっちゃうんだとか。

陣痛きたらコブシでめいいっぱい肛門を抑えてもらう。

さすが助産師さん。頭ひっこんだ。

でもこれが1分半ごと来るから、毎回助産師さんにやってもらうわけにはいかない。

こすけはん!押してぇぇぇーーー!!!!

叫ぶ私に戸惑うこすけはん。

ちなみに子宮口はまだ8cmしか開いてない状態。

10cmまで開くのに、この1分半間隔の陣痛に耐えるの!?

あと何回?

もうキツくてキツくて、でも泣いてる余裕なんてない。

叫んで呼吸して、叫んで呼吸して•••。

破水も酷くなってるから、それを調べるってことで呼ばれたけど、余りにも陣痛が酷すぎたのか、そのまま分娩室に運ばれた。

陣痛の合間をぬって歩いて移動。

この移動に関しては旦那が後ほど笑ってしまったって言ってたけど、あんな痛がって歩けなかった私が、分娩室に行く時が一番軽快な足取りだったとか笑。

次の陣痛が来る前に移動しなきゃだったから、こっちも必死だったのよ。

さぁついに産めるのか、と思いきや、そうではないらしい。

何やら先生と助産師さんが何か話してる。

まだもう少し子宮口開かないとダメみたい。

もう1分ごとの陣痛で、その都度産まれそうになる子を必死に抑えて耐え抜いた。

旦那の手は私の馬鹿力に耐え、ひたすら握らせる。

旦那も一緒に必死。

内診では痛がってた膣ぐりぐり、今じゃ余裕。

あともう少し待つよ〜って言ってくる助産師さん。

もう従う以外ないから、とにかく耐える。

痛すぎてもうビックリ。

痛いじゃ表現出来ない。

ついに!!次いきんでみようかって!!!

神のお告げがきた!

吸って〜吐いて〜

吸って〜吐いて〜

吸って〜いきんで!!!

ここで声を出してはいけないらしい。

でも叫んでしまう。

もう一回!

吸って〜吐いて〜

吸って〜吐いて〜

吸って〜いきんで!!!

きたー!会陰切開。

怖くて怖くて構えていたやつ。

全く痛くない。

でも切られてるのはわかる。

あぁ、叫んじゃった、もう一いきみ!

でたぁぁぁぁぁ!!!!!

オギャァって!!!!!

その瞬間の感動ったらない。

旦那も後ろで泣いてたんじゃないか?

凄いことをした。

人間一人産んだ!

血だらけの赤黒い猿みたいな赤ちゃんが、こんなに愛おしくて可愛いとは。

感極まって涙が止まらない。

つづく。


さすがに血だらけの赤ちゃん載せるのは気がひけるので、こんな感じの子が産まれたよってことで、大阪名物、ビリケンさん笑。