こんにちは☆

ブログに遊びにいらしていただき、初めての方も、何回か目でいらしていただいた方も、ありがとうございます☆
医療通訳者Ayaの好きなことは日本からじゃなく世界からも選べるよブログです。

みなさんお元気でしょうか?

 

 

今日は、

 

「仕事」

 

とか、

 

「使命とは」

 

とかについて、

 

私がなぜ医療通訳をやっているか、をお話しさせていただきたいなと思います。

 

 

私は、大阪の、ある国際交流団体での英語ボランティア通訳にも登録しているのですが、

さきほど夕飯の支度をしている際にも電話による通訳の依頼が来まして、

15分ほど通訳をしていました。

 

区役所職員と区役所で手続きをしたい外国籍の方の会話を、お電話を通して私が通訳する、というかたちの通訳です。

 

今回は、手続きに必要な書類がどれになるのかを説明するというような内容でした。

 

会話の終盤では、外国籍の方も区役所の方もお互いの意思疎通を確認し、納得をすることができたようで、

その後手続きが進ます、ということで終話しました。

 

 

医療通訳も通訳もそうですが、

 

2者の方々のコミュニケーションを納得するまでされて、終話の際、「ありがとう」と言っていただく時に、

 

私は、

 

「この方々は今回の会話を通して、ご自分の目的へ進むことができたんだな」、

 

という安心感に似たものを感じます。

 

静かに、ほっとします。

 

 

「ありがとう」と言われてとてもうれしかった!!というかんじではなく、

 

ただ2者の方のそれぞれの意見をお伝えし、話が終わった、ということに、

 

そっと、安心するという感じです。

 

 

私は、小学校の数年間はロンドンで過ごし、歯医者にかかるのも、小児科にかかるのも、母親が英語を話せなかったので、

日本人医師や日本人がよくかかるクリニックへ連れて行ってもらいました。

 

 

また、つい2年前のバンコクでの生活では、

我が家の幼児2人の体調が悪くなっては病院にかかり症状を英語で説明する機会が多く、

当時は医療英語の知識がそれほどなかった私は、診察時に医療英語を使って、

症状のニュアンスが伝えられないというもどかしさを毎回感じていました。

 

家族を病院に連れて行く時というのは、家族の苦しんでいるのを早く取り除いてあげたい目的が最優先ですよね。

以来、病院常駐の通訳さんに日本語で説明し、タイ語で先生に通訳してもらうことを選ぶようになりました。

また、当時、愛犬も連れて行っていたので、動物病院でも通訳さんにお願いするようになりました。

 

 

にわかタイ語が分かる私だったのですが、

 

「あれ?いまの通訳で私の伝えたいニュアンス、伝わっているのかな?」

 

と不安に感じることが、何度もあったのです。

 

 

それから日本に帰国し、

 

英語がどこでも通じる国でない日本では、当時の私のように困っている外国籍の人はもっといるのではないか?、

 

その人たちのお役に立ちたい!、

 

私なら海外駐在をしいていた時に感じた不安や要望を共感できるからその感情と体験をもとに、今度は私が日本で日本語でニュアンスが伝えられない外国籍の方のお役に立ちたい!

 

と強く思うようになり、

 

そこから医療通訳の勉強をして医療通訳の仕事とボランティアを始めるようになりました。

 

 

 

自分が海外の病院で困ったときの感情を、いつも覚えているのですが、

 

同じ気持ちや似たような気持ちでいる方へ、自身の体感したことをもとに、課題解決の

お手伝いをしたい、

 

この流れから仕事、ボランティアとしての医療通訳をすることは、

 

私にとって自然な気持ちで向かえる仕事(ボランティア)となり、生涯続けていきたいとも思うようになりました。

 

 

 

以前は営業を8年ほどやっていまして、大変楽しみながら営業とをしてきたとは思うのですが、

 

自分の困った体験から、今度は自分がそのような困った状況を助ける側に回りたいと決めて仕事をするということは、

 

仕事やボランティアへ注ぐ熱量が自然に多くなります。

 

 

どんな仕事も社会の課題を解決するために存在している、そのニーズがあるから成り立つ、と思いますが、

その課題を体感して解決に臨むことで、

 

より、どうしたらもっといい解決策を導き出せるか、

もっとお客様のためにいい結果を出すにはどのようにしたらいいか、

 

ということに向き合う「芯」のようなものができるという風に感じています。

 

 

みなさんは、「仕事」とか「使命感」について、

どんなことを考えていらっしゃるでしょうか。

 

 

長くなってしまったので、「使命感」について、はその2の記事でお話しさせていただきますね。

 

 

追記です。

関西圏内での日英医療通訳をご希望の方がいらっしゃいましたら、お気軽にメッセージにてご相談いただければと思います。費用につきましてもごご相談にのりたいと思います。

病院に医療通訳者を抱えていないところもまだまだあると思います。

英語でのご相談ももちろん可能です。

 

また、次の回でみなさんにお会いできるのを楽しみにしています!


 

それでは☆

 

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