実家への帰省
まあちゃんは
日曜日の夜勤明けでそのまま
病院から直行で新幹線に乗りやってきました。
１人で新幹線に乗るのは初めて。
そして
新幹線に乗るのも４年振り。
大丈夫かしら
と思ったけど
まあさ、大人じゃん
自分で調べれるし
駅で聞くこともできるじゃん
立派な大人でしょっ
そうだそうだ。
それより心配は
夜勤明けで新幹線に乗って
寝過ごして
他県まで行ってしまう事。
だって
前日の午前１1時に起きてから
ずーっと起きてるんだよ。
仮眠はせいぜい2時間。
マジでヤバイ
何度も言うけど
夜勤明けで新幹線に乗って
お弁当食べたら....
寝るよね
寝たくなくても寝ちゃうよね
寝ちゃったらどこまで行っちゃう
いつ起きる
それだけが心配
いよいよ
到着時間の連絡と共に動画が届いた。
まあちゃんが下車する
新幹線の駅まで父とお迎えへ
孫が来ることが嬉しくて嬉しくて
嬉しさが爆発のじいちゃん。
午前中に法事に行ったけど
孫に早く会いたすぎて
さっさと帰って来たくらい。
俺が迎えるから
お前は隠れとけ!!
と改札の前で仁王立ち。
はいはい
見えないところにいますよ。
よくテレビで見る
感動の再会でも撮影しましょうかねと
父にスマホを向けて
動画を録画開始。
いよいよ
新幹線が到着して
次から次から
改札口から人が出てきて
出迎えの人と感動の再会をしている。
次はうちの番だ。
わたしも胸熱になって
涙が込み上げてきた。
うちの孫はどこだ?
まだか?
待ちきれない父の様子にも胸熱
ところが
待てど暮せど孫はやって来ず...
父がわたしの所に戻ってくる
来ないぞ??
大丈夫
きっとトイレによっているんだよと
なだめると
また改札の前に戻って行ったが
本当に孫が来ない。
もうお客さんは誰もいない
まさかっ
電話をしてみた。
が出ない
えーーーーーーっ
まーじーでー
うちの子
行っちゃったのね
他県まで行っちゃったのね
父は見逃したのかと思って
タクシー乗り場の方へ探しに行った。
わたしは
誰もいなくなった改札の向こうを見る
ほらっ
だーれもいない
あれっ
よく見て
誰か来た
あっ、うちの子が来た。
じいちゃんいないけど....
呑気に新幹線ホームで
写真を取りまくっていたらしい。
この人らしい
そうねそうね
新幹線、楽しいもんね。
分かるよ〜。
そしてじいちゃんの元へ行くと
はてどちらさま
??
??みたいな顔
自分の孫の顔
分からないっていうオチ
感動の再会
グダグダでした
ってお話でした。
３年会わなくても
中高年の顔は変わらないけど
若者は激的に変わるのね。
別れた元旦那さんは
もはや
我が子の顔
分からないんでしょうね。
って思った。
どうでもいいけど