619日水曜日


今朝は家を出るときにポケモンをやりたいと言ったので、それをやろうと言うきっかけでスムーズに外に出ることができた。


目的の場所でポケモンをやった後、学校に向かったが、今日の帰りは教室ではなく校門で待ち合わせをするとのこと。


昨日保護者懇談会だったので、ばーばにお迎えに来てもらい待ち合わせ場所が校門から離れた場所でそこまで来れたため、また自信を取り戻したのかと嬉しく感じた。


教室に行き支度もスムーズにできてバイバイもスムーズに行ったかと思いきや、また下駄箱のところまで私を追いかけてきてしまった。


その後校門までついてきてしまい、また今日は帰る、授業はやらない、帰る、授業はやらない、の繰り返し。


じゃあまま行くからね、とバイバイしようとしたところ、また帰る!とその繰り返し。


学校にいなきゃいけないんだよ、勉強しようね、と言うとじゃぁ勉強はしない、校門は出ないけど勉強はしないとの言い張る。


頭では、ここで怒ったりイラついてはいけないと分かっているけれど、やはり私の中で頭と心がついていかない。


イライラする気持ちが出てきてしまい、しばし無言になってしまった。


無言のまま収めておけば良いのに、ひたすら授業は受けない知らないもん!と繰り返す長男を見て、

じゃぁお家帰ったら勉強しようか学校でやらないならお家で勉強しなきゃいけないよNintendo Switchもできないよと言ってしまった。


長男は、まぁ仕方ないかーと言っていたけれど、そこで止めれば良いのに私もやはりイライラする気持ちが我慢できず、学校で勉強しようよ、そしたら家でやらなくてもいいんだよ、学校は勉強するところなんだから、と言ってしまった。


長男は少し落ち込んだ様子で無反応だった。


結局帰りの待ち合わせはやっぱり教室の入り口にすると言い、


その後長男なりに切り替えたのか、じゃぁ教室の窓からバイバイねと言って自分で中に入っていった。


私も笑顔でバイバイしてあげれば良いのに窓から手を振ってくる長男を見てあまり笑えずバイバイをしてしまった。


振り返って長男を見てみると、いつもなら私が見えなくなるまで窓から見よう乗り出してこちらを見ているのに今日は窓の外を見てぼーっと方針をしていた。

そのまま様子を見ていたらしばし放心した後、中に戻っていった。


きっと私に突き放された感を感じて彼の中で消化をしていたのかと思う。


やってしまった


私の中にはモヤモヤたくさん。


頭では長男の言うことを尊重する、選択したことを褒める、それはわかっているのに、やはり毎日毎日目の前で、いわゆる普通のことをやらずに、意思を通す長男を、個性だな、と頭の片隅で感じながらもわがままばかり言うように感じてしまい、イライラしてしまうのが現実。



この繰り返しでいつか私も長男も少しずつ穏やかになっていければ良いけれど、私のこの起伏のある対応によって長男の心が閉ざされてしまってしまっては遅いと思う。



長男が安心して過ごせる場所を提供しなくてはいけないのに、全然ダメな自分に嫌気がさす。



今日は習字の日で、行きたくないと朝は言っていたけれど、やはり親心には習字で心を落ち着けられるのではないか、と言う期待があり習字は行ってみよう!と声をかけてしまった。

声をかけるのは問題ないと思うけれど、

今日も半強制的に連れて行ってみようと思っている自分がいる。


まだまだ1年生の小さいうちはこうやって半強制的に連れていかれて、そのまま参加すると言うことにも耐えられるであろうけれど、


いろいろな文献にも出てくるように、きっと高学年になった時、自分の中でが堪えていた気持ちが爆発して衝動的な行動に出てしまう可能性があるのだと思う。


頭ではわかっているけれど、目の前で自分の子ばかりどうしていわゆる普通のことをやりたがらない長男を見るとどうしても矯正しようとしてしまう自分がいる。


ダメなのはわかっているけれど毎日一瞬一瞬、迷う。

迷いながら対応してしまう。



その迷いも、まだ何か息子に対しての期待があるからそこに合わせられるのではないかと言う気持ちから起きていることもわかっている。


全部は頭ではわかっている、理解しているけれど…… 



私の中で頭と行動が一直線につながる日が来るのだろうか、それが今は不安に感じる。



さて今日は一日、どう過ごしてくるのか。


ほんとに、毎日毎日、朝も帰りも、とにかく平日は気が重い。