【イギリスでのお話】大学にて①High Table DinnerとGuy Fawkes Day | 中島彩オフィシャルブログ「走ろう!彩と。」Powered by Ameba

【イギリスでのお話】大学にて①High Table DinnerとGuy Fawkes Day

イギリス・ケンブリッジ Cambridgeで2週間目を迎えております。
相変わらず、天気は曇りか雨(曇りでも、いつ雨が降ってもおかしくない曇り)が続いているケンブリッジです。

さて、今日はケンブリッジ大学らしい「High Table Dinner」と「Guy Fawkes Day」のお話です。
日本から持ってきた着物(しかし長襦袢を忘れたので浴衣みたいに見える)を着て、High Table Dinnerへ行ってきました。

High Table Dinnerは、正式な夕食会みたいなもので、
私たちが参加したのはDowning College(ダウニングカレッジ)の主に教授陣とその家族のみ参加できるもの。
大学の中での晩餐会とは言え、ホテル並みのキッチリしたもので、参加有無を事前に申請し、ドレスコードがある会でした。

さて、そこで何が頂けるとかと言うと、イタリアンでもなくフレンチでもない「創作料理」が食べられました。

トリフがのせられたポタージュスープ。


ベーコンで巻かれたパテのようなもの。添えてあるのはイタリア野菜のRosmaneco(味はカリフラワーのような感じ)


そしてデザート。(他にも飲み物などいろいろありましたが省略です)
お味のほうは、二重丸◎!さすがの美味しさです。

さて、このHigh Table Dinnerには諸々のルールがあります。
まず、食事の間は、離席は禁止。
食事の最初と最後は「ドーン」と合図のドラを叩かれるのですが、80人の大人たちがその音に合わせ席に着いたり立ったりします。
「ちょっとトイレに失礼!」なんて出てしまったら、再び食事に戻ることはできません。笑

ドリンクは「NO」を出さない限りどんどんと注がれるシステムで、種類やタイミングは計れません。さらにその価格帯は未知なのです。英国紳士は、なんと難しい環境で生きているんでしょうか。笑


という感じの、お堅いHigh Table Dinnerが終わったところで、、、

教授陣は一斉に立ってDowning Collegeの中庭へ。

今夜は、「Guy Fawkes Day」なのです。

Guy Fawkes Dayはイギリスの秋の風物詩。

Guy Fawkes Dayは、1605年11月5日に英国で企てられた上院議場爆破未遂事件を記念しています。
処刑された、事件の首謀者であるGuy Fawkes(ガイ・フォークス)の藁人形を街中で曳き回したのち燃やす行事でした。起源はなかなか怖いですね。

今ではすっかり秋の花火大会と変わり、この時期は各地で花火が打ちあがります。
こんな感じのイギリスらしい夜を満喫した日もありました。

また、ご報告します!