【メモ】気象予報士試験への勉強を振り替えって | 中島彩オフィシャルブログ「走ろう!彩と。」Powered by Ameba

【メモ】気象予報士試験への勉強を振り替えって

今回の気象予報士試験合格に至る勉強の概要をこちらに掲載します。
何かのお役に立てば幸いです。

■2014年2月
一念発起し、勉強開始。

気象学自体が何かよく分からない所からスタート。
まず、「天気100のひみつ」など、小学生向けの漫画などを読んでざっくり勉強。
その後、「百万人の天気教室」へ。
平日の一日の勉強時間は5時間。オフの日は10時間。

■2014年3月~5月
「百万人の天気教室」読破。
「らくらく合格テキスト 一般・専門」読破。
4月から通学のスクールに通い始める(週1で10ヶ月)
GWに勉強合宿@高知の別荘も行う。
平日の一日の勉強時間は5時間。オフの日は10時間。

■2014年6月~8月
過去問に取り掛かり始める。
学科の過去問60分問題を1日6本解く。
平日の一日の勉強時間は5時間。オフの日は10時間。

このあたりから気象にハマり、大学院で本格的に学びたいと受験、合格。

★第42回試験で学科専門科目合格

■2014年9月
試験結果が出るまでの1ヶ月半はオフと捉えて、遊ぶ。
ただ、学科一般試験に落ちていることを分かっていたので、
東京大学の「一般気象学」を読書代わりに読む。
 一日の勉強時間は30分。

■2014年10月~2015年1月
実技試験の過去問に取り掛かり始める。
学科の過去問60分問題を1日2本解く。
実技の過去問75分問題は1日2~6本。
平日の一日の勉強時間は5時間。オフの日は10時間。
クリスマスとお正月休みを全て捨て、大阪の自宅に篭って勉強。

★第43回試験で学科一般科目合格  実技試験不合格。

■2014年2月~4月
試験結果が出るまでの1ヶ月半とそのごの1ヶ月半をオフと捉えて、婚活。
この間は、通勤などで教科書を読む程度。
 一日の勉強時間は30分。

ちなみに4月、筑波大学大学院に社会人学生として入学。

■2014年6月~2015年7月
婚活の結果、素敵な旦那さんに出会えたので、再び勉強に集中。
実技の過去問は触らず、基礎を固める。
この時、気象庁発表の「300500700850の天気図」と「短期予報解説資料」を
毎日HPからダウンロードして自己解析するという勉強。
平日の一日の勉強時間は2時間。
オフの日は8時間。

ちなみに8月1日、入籍。

■2015年8月
過去問に手をつけ始める。
実技の過去問75分問題は1日2~3本。暗記系の最終確認。
お盆に勉強合宿@高知の別荘
平日 の一日の勉強時間は2時間。
オフの日は8時間。

★第44回試験で実技2科目合格で完全合格


*勉強した場所*
仕事場近くのカフェ、新幹線や飛行機など長距離移動中、オフの日はスターバックスと上島珈琲のどちらかで。長期休みをもらえた時は、大阪の実家や高知の別荘にて。

*共に勉強した人*
受験者の友達を作って、オフの日は勉強会を開催していました。お喋りを堪えるのは大変ですが、ともに勉強することで緊張感を持って勉強できました。

《実技試験合格ポイント》
1、出題者の意図を考える
「この問題で試験作成者が何を言わせたいか」をしっかり考える必要があると思いました。
「なんでここの問題では、こんなことを聞いて来るんだ」とイライラする時も 、そのストーリー考えることが大切だと思いました。

2、派生でどんどん覚える
過去問で分からなかった部分の関連した箇所を、勝手に調べて覚えていました。(オホーツク海高気圧の成因が答えられなかった→では太平洋高気圧は? というように)これにより、自分で考える力がついたり、分かっているようで分かっていなかったところを復習することができたりします。

3、基礎を徹底的に固める
今回の試験では、雲量や下層雲量、漢字で地名を書くことなども求められました。つまり基礎的な知識です。過去問で出た鬼門難問をマスターするだけでなく、基礎の基礎を固める勉強へ取り組みは、合格の鍵だったと感じています。



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