【3か月婚活大作戦のその後】出生率低下のニュースから、結婚・妊娠適齢期と仕事を考えるの巻。 | 中島彩オフィシャルブログ「走ろう!彩と。」Powered by Ameba

【3か月婚活大作戦のその後】出生率低下のニュースから、結婚・妊娠適齢期と仕事を考えるの巻。

こんな記事がありました。

読売新聞より
出生率低下 少子化克服へ施策を加速せよ  まさに対象となる27歳の私。

しっかり意見いたします!


まず、働く私にとって、
結婚というもののハードルが高すぎるんです。

社会人になって5年。 
仕事は大変だったけど、すごく楽しかったんです。 
むしろ、5年を経て、私の仕事は今から花が咲く気がします。 
仕事をして、仲間とお酒を飲んで、体力維持の運動をして、 
とっても充実していました。 
さらには、仕事を突き詰めた結果、 
もっと勉強したいという意欲が湧き、
社会人として大学院に通っています。 
自らの能力を生かして、社会に貢献しているという実感、 
お金を稼ぐという生き甲斐。 
苦しいこともあるけれど、仕事は私を幸福にさせてくれます。 

もし、私が一生一人で生きて行く決意があり、 
私に、実家がなければ、 
おそらく結婚する価値や意味を感じないでしょう。 
それくらい私は今の「お一人様」に満足してます。 

こんな私が、恋愛ではなく結婚したいと婚活をした理由は、 
一重に私を育ててくれた家族(特に祖父)の影響が大きいんです。 
「仕事はいつでもできるけど、子どもはいつでもとはいかない。 
家庭を持ち子どもを産むというのは、女性としての使命でしょう。 
彩ちゃんが生まれたのも家族が居て、うちに女性が居た、出産したからだから」 
と、いう発想をもつ保守的な家族のお陰で、 
結婚しないという選択肢は、私にはなかったんです。 
確かに、祖母や母が妻となり、母とならなければ、 
私の今の幸せはなく、この今の「お一人様の充実」はないわけです。 
女性として生まれたことは、ある意味、その使命があり、 
人生を自己中心的に捉えてはいけないという、 
道徳的な教育をした祖父は立派だと思います。 

でも、私にだって意見があります。 
女性が働く時代に生まれた私にとって、 
「仕事はいつでもできる」とも思えません。 
27歳の今しかできない仕事が、私にはある。 

妊娠と出産で2年弱のブランクが空くんです。 
2人作れば4年。3人作れば6年。 
子どもが好きだし、子育てもしたい。 
時には、私にも母性があるんだなって思う時だってある。 
子どもが欲しいから、恋愛だけでなく結婚したい。 
でも仕事もしたい。 
子どもを産めば産むほど、 
強制的に休まないといけない時間が増えるわけです。 

女性だけが、どうしてこんなに悩まないといけないのでしょうか。 
結婚、妊娠、出産に関して、男性が背負うリスクが小さすぎる。 
大学を卒業して、たった5、6年で、 
仕事の楽しさもわかってきたところで、 
女性としての現実的な期限は、ゆっくり進んでいることを知るわけです。 

婚活するまでは、こんなに仕事ばっかりして、 
結婚のチャンスがあるのかという不安がありました。 
ストレスのある仕事だからこそやりがいがあるけれど、 
女性としての健康はボロボロで婦人科に通うわけです。 
さらに不安が募ります。 
「妊娠できる身体のうちに、結婚できるのか、、、」と。 

そして、今は今で悩むわけです。 
結婚したら子どもが欲しいです。 
でもキャリアがストップしてしまうことへの不安は尽きません。 


さて、話は変わって、 
今、私に結婚を前提にした彼が居るという幸せや安心はあります。 
色んな話をして、疲れを癒して、 
寄り添って落ち着けるという幸せ。 
彼になんでもしてあげたいし、愛しているから彼をサポートしてあげたい。 

でも、それと私の女性としてのキャリアは、 
全く違う観点なんです。 

女性の物理的な“妊娠・出産期限”から逆算した“結婚適齢期”を 
27歳という社会的キャリアとしては若い年齢で考える苦しさを、 
政府は考えているのでしょうか。 
私たちは、男性と同様、それ以上に努力して来ました。 
勉強もして来ました。今もしています。 
そんな私たちの悩みに寄り添っているのでしょうか。 
結婚適齢期であり、妊娠適齢期である、 
社会人6年目の27歳の私。 


私は言いたい! 
日本の政府、そして男たちへ。 
働く女性の私たちの 
「結婚、妊娠、出産」の悩みは、 
一元的でない深いものがある、と。 


なんて、思っていた時、
3か月婚活大作戦で公開プロポーズした彼に、
ニュース記事のURLをメールで送ると
「 我々が少子化に歯止めをかけなければ」
と、返ってきました(笑)

どうであれ、当事者意識があるのは、
良いことだと思います!

そう。働く女性から見られる、
悩ましい少子化問題に、
私としては、婚活大作戦で、
まずはメスを入れたわけですから、
次は見えてきているはずです(^^)


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