壮絶!三世代の大阪マラソン2014!その結果は? | 中島彩オフィシャルブログ「走ろう!彩と。」Powered by Ameba

壮絶!三世代の大阪マラソン2014!その結果は?

三世代で挑戦した
昨日の大阪マラソン2014!



祖母79歳、母55歳、私27歳で
祖母の初フルマラソンを支えました。

道中、たくさんの方が
私たち三世代に、
温かい言葉をかけて下さいました!
本当にありがとうございました!

そして、ブログ読者の方、
中島彩のファンとして応援して下さった方にも
心から御礼の気持ちで一杯です。
皆様の励ましで、大阪マラソンを走れました。
ありがとうございます。




★☆
さて、numberwebのコラムで振り返りますが
軽くレポートとして書き記します!

当初の目標は…
最初の14㎞⇒走る
14㎞~28㎞⇒歩いて走って
ラスト⇒歩く
で、6時間半でゴールする設定で走ることに。


いざ、当日。スタート!
祖母、お通じ快調で、体調万全!(笑)
大阪城公園でお会いした
松井知事に、祖母も母も大興奮!


5㎞関門
余裕を持って通過!
スタートも問題なくイーブンペース。
キロ8分半ペースで走る。

10㎞関門
余裕を持って通過!
キロ8分半ペースで走る。ゼリーを補給
何度も練習した淀屋橋、中之島付近の光景に
感慨深くなる母。

14㎞関門
余裕を持って通過!
キロ8分半ペース、終了し、早歩きが始まる。
歩いて、走ってを繰り返す。

20㎞関門
余裕を持って通過!
祖母の得意の早歩きで、キロ9分ペース。
ゼリーも補給。

22㎞関門
余裕を持って通過!
早歩きが、少し遅くなってくる。キロ9分半ペース。

26㎞関門
余裕があまりなくなるものの通過!

28㎞あたりから、祖母は走れなくなる。
全部が歩きに。
29㎞から私の腕を握るように。
お、重い(笑)

30㎞関門
私に引っ張られながら通過
私「おばあちゃんレース止める?」
祖母「やめへん!なんで止めなあかんの?」
と、頑固な祖母。

通りすがりの、台湾人の徐黄さんというランナーが、祖母を引っ張るのを手伝ってくれる。
回りも気にせず
「頑張ろう!おばあちゃん」と
叫び続ける私と母。
ペースはキロ8分半ペース

34㎞関門
徐黄さんと私に引っ張られながら
制限時間1分前に通過。
徐黄さんには御礼を伝えてお別れ。

私「おばあちゃん、ここからもっとガンバらなあかんよ、どうする?」
祖母「もう走られへん。でも止めたくない」
本当ならキロ9分で、走らないと次の関門にいけないものの
祖母の判断でキロ12分で歩くことに。


38㎞関門
結果、通過ならず…。
37㎞過ぎたあたりでは、
残り5㎞の看板が見えたけれど、
最後尾の車に追い付かれ、断念。
祖母「もう走られへんの?」
私「大会のルールやからね、よく頑張ったよ」
母「後、少しやったね(涙目)」


79歳という歳を考えれば、
自力で29㎞、引っ張られながら38㎞。
よく頑張ったと思います。
ただ、最後まで、救護所にも行きたがらず、
止めたがらなかった祖母。
祖母の目標はゴールだけでした。
祖母の気持ちを知っている母も同じです。
ただ、どうにもこうにも37㎞以降、
祖母はキロ12分で歩くのが限界でした。
目の前には、南港の海が広がって、
まさに「ゴールは目と鼻の先」でした。

縁石に座り、疲れきってる祖母と
ひたすらに落ち込む母。

私は「まぁ本当によく頑張ったよ」
と言うしかなかったのです。

ただ!!その言葉を遮って祖母が言った言葉は…

「彩ちゃん、千恵ちゃん…私決めたわ!」

私は度肝を抜かされました。(笑)

リタイヤしてすぐに出た、疲弊しているはずの祖母の言葉!
さぁ一体?!


この続きは
女三代のフルマラソン挑戦を連載している
文藝春秋numberweb 中島彩連載コラム 「女三代フルマラソンに挑む」
に今週、掲載予定!


私としては…
「恐るべし!79歳!
  恐るべし!我が祖母…」