今日の気温は13℃

ぽかぽかとした、暖かな日です



2月は、主人の誕生日や、古希のお祝い旅行など

嬉しいイベントのあった月ですが、

私の心底には、辛いことが始まった月でもあって


もう10年前のこと

看護大学を卒業して、大学病院の看護師寮に住みながら、仕事を頑張っていた娘

実家には、滅多に帰って来ませんでした

新米ナースで、仕事も忙しいのだろうと

心配しながら、日々過ごしていた頃


主人の誕生日に、ひょっこり帰って来ました


あの日は、珍しく大雪が降り始めていて

明日、寮までどうやって帰ろうかと、心配していました


夜、家族団欒でケーキやご馳走を囲み、お祝いした後、お風呂に入ってくるね…と、立ち上がった娘の右足が腫れているのに気づきました。


それが、骨肉腫という、恐ろしい希少がんと

この先向き合って闘っていかなければいけないことのはじまりでした。


この時すでに、肺への転移があったかもしれません


もっと早く、気づいてあげていれば、

今も、ここに娘の姿はあったかもしれないと

10年経った今も、悔やんでも悔やみきれません


私の命と引き換えに、娘の命を助けて下さい


何度神さまにお願いしたことでしょう


あの時から始まった闘病生活

そんな中でも、私が娘の病室を開けると

歯にかんだような笑顔…

ひとつも忘れたことはありません


娘が旅立って

何のために生きていかなくちゃいけないのか

わからなくなってしまってから

娘と約束した、いつも私はお母さんと一緒にいるよの言葉を胸に、美しい景色の場所や、娘が行きたそうな場所、ひとりになって、ゆっくり考えたい場所へ娘と共に歩いて来ました


一昨日、横浜媽祖廟へ行き

貴女の一番の願い事を

お名前と住所を心で念じたあと、神様にお伝えくださいと言われたので、


いつか私が娘の側へ逝ったときは、

必ず、必ず娘に逢わせて下さい


と、お願いしました


一日経って、今朝方のこと

久しぶりに、娘の夢を見ました


忘れる夢は、良い夢

現実に起こるかもしれないと聞いたことがあります


今朝方の夢も、目覚めたばかりの時は

はっきりと覚えていたのに


今じゃ、うら覚え

ぼんやりして、あまり思い出せないのだけど、


娘の言葉や、懐かしい声は

はっきりとまだ覚えています


お母さん…

いつも、いろんなところへ連れて行ってくれて

ありがとう

観たこともない景色や、綺麗な場所

いっつも、お母さんの隣で観てるよー


お母さんのやっていることは、間違えてないよ

悩まないでね…

私はずっと、お母さんの傍にくっついているからね


これから、お母さんがもし誰かにお世話になったら

私は、その人にいつかお礼をするよ

お金なら倍にして…ニコニコ

プレゼントなら大きな箱に入れて…


夢だから、幻かと思うかもしれないけど

必ず現実になるからね…


何だか、訳のわからない終わりになったけれど

ここで目が覚めました👀


私が一人であちこち出かけるのを、

少し悩んでいたんです

果たして、娘は一緒に来てるだろうか


私ひとりで楽しんでるだけじゃないか…って


でも、違っていたようです

私の思い過ごしでした


娘に伝わっている…

いつも、私のそばに娘は居てくれる


そう感じた、朝方の夢でした


忘れないうちに、覚えている部分だけでも

ここに書き残しておきたくて…











空にいる大切な君を想い…


最後まで読んでくださり、ありがとうございました♡