今日の空は…
何も隔てるものもない青空は
愛でたい2人の門出に相応しい
小さな頃から、我が家の子供たちといつも一緒で
どこに行くのもゾロゾロと
くっついたり、離れたりしながら
育ってきた主人のすぐ下の義弟の次女
今日、ジャニーズ系のお顔をした
優しい旦那さんの元へ嫁いで行きました
以前の私なら、式場へ行くことも出来なかったし
祝福してあげることも出来ない
心の狭い伯母だった
でも、今は違う
我が子と同じように育った姪を
心からの祝福の言葉で、送り出してあげたくなりました
そして、お天気も加勢して
まるで2人の門出を祝福しているかのような
青空の下
私たちは、主人の一番下の義弟と
思い出のいっぱい詰まった、新浦安の街へ
向かいました
懐かしい駅や
娘から旦那君を紹介されて一緒に食事した
オリエンタルホテルや、
娘の手術の際、前泊したブライトンホテル🏨
そして、娘の職場であり、闘病生活を過ごした病院を車の窓から眺めながら
明海大学、了徳寺大学を通り
アートグレイスウェディングコースト新浦安
ベイ東京へ
すぐそばに海が見えて、その前は潮浜公園に
なっています
ここまで、大学生の時
お弁当持って、自転車に乗ってきました
大学を卒業後、近くにあるK'sデンキや、ショッピングモールで、生活用品を買いにきていた娘
颯爽と風をきって、自転車を🚲漕いでいた
姿が浮かびます
懐かしく思いながらボーっと窓を見つめているうちに、到着しました
お式が進んで、披露宴も佳境を迎えて
2人が外で参列者をお見送りするとき
主人は、姪の傍で立ち止まり
泣き出してしまいました
その姿は、私もはじめて見る姿で
目頭にそっと指をあてて
涙がこぼれ落ちるのを、抑えているようでした
姪から
彩のお父さん、泣いているの
わかるよ、その気持ち…
彩もきっと、お父さんにエスコートされて
バージンロード歩きたかったよね、なんて
言われちゃったから、余計に涙が止まらなくなっちゃった
父親にとって…
娘は、
息子とまた違う深い思いがあって
愛しくて、堪らない存在で
自分のもとに生まれてきてくれて
この腕に抱いた瞬間から
ずっとお嫁にいかなくてもいいぞ〜
ずっとお父さんの傍にいておくれ〜って
思っていたのかも知れません
病気によって奪われた、愛しく大切な娘の命
母である私の思いとはまた違う
父親の涙を見ました
主人にエスコートされて歩く娘の姿を想像し、
私も目の前が霞んで見えました
空にいる大切な君を想い…
最後まで読んで頂き、ありがとうございました♡