初めての手術

これまた一年ぶりのブログです！

12/５に人生初めての手術をしました子宮筋腫がお腹から触れるほど大きくなってたもんだからしかも8cm＆ 9cmと大きかった。両隣にいるもんだから合わせたら17cmだよ！MRIの写真の筋腫が大きすぎて素人でも分かりやすすぎて、もはや今年の記念写真。私のお腹の写真で真ん中の白いのが子宮。その上の縦に伸びてるのが背骨。で、左半分にある何よりも一番大きな黒い固まり二つが筋腫・・赤ちゃんの胴体と頭みたい

思わずこれ見たとき「先生に私の内臓が見えないんですがっ！！」って聞いて見たよね笑。かわいそうな私の腸と膀胱は筋腫に押されて潰れがちになっているらしい。通りでおしっこが近いと思ったら・・

そんなこんなで、入院は昨日12/4の朝10時から。そんなに朝早く行く必要があるんだろーかと思ったけど、お部屋に着くなり薬剤師さんとか、担当の看護婦さんとか色々来てくれてお話ししてた。朝からの入院は必要だったらしい。

私を知ってる人ならきっとご存知なんだけど、私は人の家のものが食べれない食器アレルギー。小さい頃は親戚の家に行ってもご飯食べられなくて困らせてた子供でしたの。病院食なんてもってのほかで、物心ついた頃から入院したらご飯絶対食べれないからどうしようと心配してきた。それがついにきたもんだから、看護婦さんに「入院で何か不安なことなどありませんか？」と聞かれた時に「病院食が食べれるか不安です。」って伝えて見たよねそしたら、「そんな相談初めてです」って言われた笑。ですよねーって感じだったけど、、私はいたって真剣よ

とりあえず、入院初日のお昼ご飯をみてどんなもんか考えようと思って試したんだけども、どうしてもやっぱり無理で、ローソンに駆け込みました。病院地下のローソンありがたや〜だけども流石に手術後は病院食のお粥じゃないと許可が下りないので今から心配してます。でも、栄養士さんが見兼ねて察して紙皿に盛ってくれる事になったのできっとそれなら大丈夫だと安心してます栄養士さんありがとうですきっと、食器アレルギーじゃない人は全く理解できないと思うのですが・・

そしてまだあります。食器アレルギー説その２。お母さんが持ってきてくれたいつ誰が使ったかもわからない遠い昔の子供用のお弁当用のスプーン（あ、そこまで遠くもなかったかも？笑）。家で準備している時からそのスプーンに対して不審感満載だったんだけど、せっかく用意してくれたからそれで良いよと言った2日前の私でも今術後にそれを使ってお粥食べる私を想像してみたら、やっぱり無理で、可哀想なお母さんにローソンに使い捨てのスプーンを買って来てほしいと、術後であまり声も出せないにも関わらずそれだけはお願いしてしまった。怒られるよね笑。パパも呆れてた。でもこの食器アレルギーはパパから受け継いだ遺伝子なのに・・

そしてついに来ました。手術の日の朝。今はどうやってやるかとかの詳しい手術方法とか、麻酔のやり方、効き方について詳しく先生から説明してくれるのね。前の日に聞くんだけど、あんまり想像したら怖くなりそうだから想像しないようにしてた子宮筋腫といえど、さすがに初めての手術、どんなもんかドキドキするよねでもあんまり考えないようにしたら精神的には大丈夫だった。考えても考えなくても結果は一緒だもんねとは言え前日はあんまり眠れなかったので寝不足の気だるさはあったけど、元気だった。

朝になったら前の日の夜に飲んだ下剤が効いてきてトイレに行った。入院した時に、大と小の出た回数を「正」の字でわかるように専用の紙に記入するように言われてるんだけど、早朝に出て、大と小それぞれ一本足した。しばらくしたら、また行きたくなってもう一本足した。朝7時前の時点で、既にもう「正」の字三本引いてしまい、うっかり「正」の漢字が完成しそうな勢いだった。一応私もレディーなので、さすがに4本目を足さなきゃならなかった時には、1本くらい偽っても良いんじゃないかと悩んでみた笑。

そしてそんなこんなで手に点滴の針を刺したりもう出きってるけど浣腸したりで午前中は確実に過ぎ去り、私の手術は12時から始まった。手術室までは看護婦さんと両親と歩いて向かい、両親とは手術室の手前で別れた。お母さんは手術前の記念撮影までしてくれた笑。私もしっかり笑顔それで手術室の中に入ると、更に手術室の部屋がいくつかに別れてた。手前の小部屋で専用のスリッパに履き替えた。そして麻酔科の人や手術の人が３人来て私の名前やら、なんの手術をするのか？など色々質問しにきた。医療ミスがないように徹底してる印象だった。

それが終わったら、連れられてテレビでよく見そうなオペ室に入った。なんか一面青かった、気がする。いろんな器具が置いてた。キョロキョロしちゃうね。そして、指示されるがまま、手術台に乗った。近くの７０インチ並みの大きなTVモニターには私のMRIで撮った写真が写っていた

いろんな人が挨拶してくれた。みんな気さくで親切そうだったから「緊張しますね」って話しかけて見た。みんな笑って「そうですよねー」って答えて更に話しかけてくれたから安心した。そうこうしてるうちに、脊髄の麻酔をする時が来た。私の友人たちが激痛と口にしていたのでちょっと覚悟してた。まず酸素マスク的なものから、何と無くボーっとする麻酔？を、口から吸った。注射が楽に感じるらしい。それが終わったらいざ注射。手術って布はかけてくれるけど裸になるのねいろんな人が見てる前で、ひどい格好だなと思いながら横向きに寝ながらの体育座り的なポジション。背骨を突き出す感じにね。そこから更に更に、麻酔の為の麻酔注射。痛いよーと言いながら刺されたけど、それすらちょっとチクっとしただけでほとんど痛くなかった。その後に本番の脊髄麻酔だけど、背中をぐっと押されるだけで、痛みは全く感じない。世の中の医学の進歩はすごいね！みんな痛い痛いと言ってたもんだからちょっと怖かったけど、あまりの痛くなさに感謝したかったもんだから、麻酔の先生に「先生、全く痛くないです！すごいです！」と伝えたら、笑われた笑。

それでもまだ全身麻酔までは時間があったのでいろんな人に話しかけてみた笑。「テレビで見るようなお部屋だ」と言ったら「でもテレビだと手術場面とかすごい綺麗に写してるけど、実際はあんな綺麗なもんじゃないんだよ〜」と言っていた。それから、私はとった筋腫がどんなんだったか興味津々で実物見たい人だったので「筋腫とったの手術終わったら見たいです」ともリクエストして見た。先生は「微塵切りになるから、見応えないよ」と言っていた。去年同じ手術を経験した姉からも禁酒は微塵切りになるらしい事は聞いてたけど、やっぱり私の筋腫も微塵切りになるらしい事を知ったとりあえず、それでもいいので実物見たいという私の思いを伝えといた。ほんとは筋腫と記念撮影したい要望もあったけど、それは私の心にしまっといた。そしたら、何やら手術の過程をビデオレコーディングするらしいような事を小耳に挟んだ。思わず「そのビデオ、私も貰えるんですか？」と聞いて見た笑。先生がたは、そんなこと言う人は私なたが初めてですって顔をして、果たして患者がもらえるのかどうかを協議し始めた。結果、もらうには相当なペーパーワークが必要なのではないかと言う意見でまとまった。でも「所で本当に見たいのか？」と聞かれて、冗談話で終わったんだけど笑。でも一部だけなら見たいかも

そうこうしてると全身麻酔の時間がきた。よく「３つ数えてくださいー」とかきくけど、私は酸素マスクつけられて「深呼吸を繰り返して下さい」だった。皆んな３つも数えられなくて１つ数えただけで記憶がなかったとか言うけど、私は深呼吸２回しても3回してもしっかり意識があったもんだから、ちょっと不安になった。でもその後のことは覚えてないからいつの間にか眠ってたらしい

手術時間は２時間４０分。麻酔の時間が前後１時間ずつあるらしく全部で５時間弱かかった。名前を呼ばれて目が覚めた。それは、なんだか良い夢から目が覚めたような、心地いい目覚めだった。「無事に終わりましたよー」と声をかけてくれて、手術のことを思い出して安心した。そして次にまた「深呼吸して下さい」と言われた。でも、その時にはまだ人工呼吸用の管が喉に入っていたのでそれが使えて息が吸えなくて、息が吸えないことにびっくりして焦って首を振った。喋れもしないしね。それが2回続いた。その後、喉の管が抜けて、３回目には自分で息が吸えたのを感じれて安心した。

手術が終わったことがちゃんと理解できて、「夢をみてた気がします」と伝えた。そしたら全身麻酔は「良い夢を見るという噂があります」と言っていた。それから先生が透明のビニール袋に入れた私の筋腫を手術台脇の見える所に持ってきてくれた。麻酔で目が覚めたばかりだったけど、私の手は勝手に動いて筋腫の入ったビニール袋を揉んでいた笑。揉んだ感触も見た目も鶏肉みたいだった。ほんと鶏肉みたいで見慣れた感じで全然グロテスクじゃなかった。だから「食べれそうですね」と言ったら笑われた

それから、目が覚めたら寒くて震えた。麻酔してたから体温が下がってるらしい。電気毛布をかけてくれた。その後、病室用のベッドに移ってエレベーターに乗り自分の病室まで運ばれた。一緒に先生が来てくれてた。病室に入るまでの間はまだボーッとして記憶があったりなかったりだったけど、右のお腹が痛かったので、先生に「右だけ切ったんですか？」と聞いて見た。「いや、左も切ったんだよ」と言っていた。でもその後、病室に戻って麻酔を強めたら楽になった。痛くなったら自分のタイミングでベッド脇にあるボタンを押せば麻酔が強まる仕組みらしい。3回くらい押したら通常の、ちょっとお腹痛いかなくらいまでに治って楽になった。そんなもんだから、術後はそんなに痛みとの戦いはなくて元気だった。

手術直後にしては元気すぎたので、私の保険は５日間入院しないと保険が出ないことを思い出した。そしてこの元気さでは、果たして５日も入院できるか不安になった盲腸の手術でよく聞く「おならが出たら良い印」は私の手術にも当てはまるらしい。看護婦さんから「おならが出たら教えてくださいね」と言われた。これまた不安になる程ガスが出るのが早かった。手術から４時間後だった。ますます５日も入院できるか不安だ・・

もともと私はとっても健康で、健康自慢だった。今年はいろんな検査に引っかかって筋腫もあんなに大きいもんだから「不健康自慢」になっていた。でも、なんのことはない・・やっぱり健康自慢だなと我ながら思った今回の手術でした