3.11を忘れない。 | 何でも挑戦!何でも感謝!

3.11を忘れない。


今日は、2014年3月11日です。
2時46分には、1分間の黙とうをしました。

やはり、何といっても今日は特別な日です。
絶対に忘れてはいけない日です。

ともすれば、記憶が薄れがちですが、忘れてはいけないことだと思います。

私は、年に1度、あの日のことを振り返ることにしています。

それには、あの時の思いを書いたブログが一番です。

だから、以下、2011年3月11日以降のブログに手を加えないで、
そのまま、アップしました。

参考になれば嬉しいです。



●3月12日のブログより

地震の被害はものすごいようですが、私と家族は無事です。

ひとまず、報告のみ



●3月13日のブログより。

何でも挑戦!何でも感謝!-183

何でも挑戦!何でも感謝!-182

何でも挑戦!何でも感謝!-180



私の家の付近は、断水しませんでしたので水はOKでした。

停電は、昨日の深夜に回復しました。

ガスは依然としてめどがたっていません。

仙台市内をちらりと見てきましたが、繁華街は、それほどひどい状況には見えません。

道路は、かなりの渋滞になっていますので、車での外出は控えたほうがいいようです。

あと、食料品や日常生活用品を求める人が、開店しているコンビニ等に殺到している状態です。

我が家には、若干の備蓄があるものの、この調子だと食料が不足することが予想されます。

多くの方が、生死の境をさまよっているわけですから、布団の上に寝られるだけ、ありがたいと思います。

近所の方が、玄関前にこんな張り紙をされていました。

頭がさがります。


何でも挑戦!何でも感謝!-194



●3月14日のブログより


私たちは、今まで誰も体験したことのない、大規模な地震の遭遇しました。

いたずらに、混乱してはいけないのですが、これからのもしもに備えて、可能であれば準備を整えておくのがいいと思います。

私の体験を、3月11日の状況から、振り返ってみます。

私は、仙台市メディアテーク内の図書館にいました。

突然の地震で、今まで経験したことのない大きな揺れに驚くとともに、かなりの、人数の方と一緒に、テーブルの下に避難しました。

仙台市メディアテークの構造はとても頑丈に作られているので、ここなら、大丈夫だと言い聞かせてはいたものの、揺れがすごくて、床が抜けるのではないかと、不安になるほど揺れました。

職員の方は、本棚を押さえたり、懸命に動いていましたが、それでも、図書館の本棚の本は、全て、床に落ちてしまったようです。

びっくりしたのが、頑丈なコインロッカーが、バタバタと倒れたことです。これには、身の危険を感じましたが、我々がいるテーブルとは、逆の方向に向かって倒れてくれたので助かりました。

少し、地震が弱まってきたら、非常口から避難するように誘導がありました。

テーブルの下から身体を出して上を見ると、天井からぶら下がっている照明が、ものすごい勢いで揺れて、今にも落ちてきそうで恐怖でした。

職員の誘導で、かなりの人数でしたが、混乱することなく、整然と非常階段を下りて、建物から出ました。

あたりを見渡すと、地割れとか、倒壊した建物とかは、見当たりませんでしたので、すぐに、家族の安否が気になりましたので、自宅に電話をしました。

でも、つながりません。メール送信してもつながりません。地震と同時に、携帯電話は使用不能になっていたようです。

もう、家族の安否が不安で、自宅に向けて走りました。

途中で、ビルの窓ガラスが割れて、落ちているところがあったりしたものの、自宅に到着したら、家族が、テーブルの下に避難しているのを確認しました。

このとき、ほっとして、身体から、力が抜けて、よかったと心から思いました。

すぐに、親戚のいる秋田、山形に連絡しようにも情報がとれません。

お互いの無事が確認できたのがしばらくたってからでした。

その後、色々な状況がありましたが、私の行動や気づいたことをまとめてみました。

1.安否確認方法

家族等が離れていた場合、やはり安否がとても気になります。
安否確認方法を確立しておきたいものです。

携帯からの電話はほとんどダメで、携帯メールで何とか連絡がつきました。
停電が回復してからは、携帯よりも、固定電話の方が繋がりやすくなっています。

2.停電

停電すると、照明、石油ストーブ(FF)、テレビ、ラジオ、冷蔵庫、電子レンジなど、電気製品がパソコンが使えなくなるのは当然です。
他に、要注意なのが、ルータもダメになるので、パソコンがOKでも、インターネットへの接続が不能になりますし、光電話も不通になります。
また、水道も、マンションなどの場合は電気を使用している場合は、断水します。
ガスは、もしも漏れていると爆発が起きる可能性があるため、元栓を閉めるように指導がされました。
他にも、マンションの自動ドア、エレベータ、機械式駐車場など、停電の影響はでます。

(1)照明がないと、とても不安になります。普段は真っ暗で寝られるのですが、このような時には灯りがほしくなります。自宅にはローソクが一本あったので、ローソクで灯りをとりましたが、余震で倒れると火災になりますので、その都度に押さえていました。
ローソクは、お勧めできません。

(2)暖房は、石油ストーブも停電すると使用できません。これも、昔の反射式石油ストーブが残っていたので、これが大活躍でした。
部屋を温めるのはもちろんですが、やかん、鍋をのせて、ガスコンロ代わりとして使用ができました。ただし、灯油が少ししか残っていなかったので、これの入手には苦労しました。近所の灯油やさんに何とかお願いして、売っていただきました。
停電が回復すると、ガソリンスタンドでも買えるようになりました。

(3)私は、普段、ほとんど携帯を使わないので、週一くらいの充電ですが、今回のような事態になると、一日で電池がなくなってしまいます。
携帯の電源が切れるとお手上げ状態になります。

2.ガスの代わりは、カセットコンロが活躍しました。

3.役に立ったこと

(1)冷蔵庫に保冷材がけっこう入っていたので、停電しても、威力は弱いものの、冷蔵庫代わりになりました。
普段から、入れておくのもいいと思います。

(2)風呂の水を残しておいたので、トイレの後等に水を使って流すことができました。

(3)13日の午前中になって、マンションの住民から、携帯ラジオを借りられたことで、やっと、ニュースが聞けるようになり状況が分かりました。
やはり、携帯ラジオを用意しておくのがいいと思います。それも、発電機つきだと文句なしです。

その他として要注意なのが、

停電になると、自動販売機、ガソリンスタンド、コンビニ等が営業中止になります。

とにかく、パニックにならず、買占めなどをしなようにしたいものです。

特に気をつけたいこと。

情報が途絶すると、自分が一番の被害者だと思いがちで、自分勝手になりがちです。

今回に状況をみて、周りの被害が分かるにつれて、自分の被害の少なさが身にしみています。

妻は、近所の小学校に炊き出しボランティアをやってくれています。

私もできることをやっていこうと思っています。

以上、とりとめないのですが、気のついたことをまとめてみました。