『世界から猫が消えたなら』
独特のテンポに身を委ねてしまえば、
なんて心地よく読み終えられるのかくらいにしか、
そんな軽いノリしか感じてなかった。
でも、これを動画で見た時。
見たのは一昨日くらいで、私はガンの告知を受けていて、
なんてなんて悲しいストーリーなんだと思った。
動画や映像は、擬似体験を感じさせる。
悲喜こもごも、ストレートに身に寄せてくる、
すごく近くに感じられた。
明日じゃなくても、近い将来に自分が大切にしていたものがなくなること。
そして、明日じゃなくても、近い将来に自分がいなくなる日が来るかもしれないこと。
わたしだったら、
わんこがいなくなるのはとても悲しい。
モノが無くなり、それにまつわる記憶がなくなり、
そこから自分というものが消えていこうとしても、
記憶にまつわるモノがなくなるのは許せる。
でも、
命は違う。
だから、イヤ。
我が家のわんこたち。
もし私の願いが通じるなら、わたしの代わりにわんこを生かして下さいね。
ダンナさんが、わんことわたしとの生活を忘れませんように。
忘れる日がきても、幸せだったことはココロに残っていますように。
ステージも余命も聞かずに、
ただ選ぶ道を間違えないようにしてるだけの今。
原発巣を早く見つけたい。
治療を進めたい。
治癒はなくても寛解はあることを信じて。
だけど、映画見て、気持ちが先走っちゃったかな。
そんな日もあるのかもね