翌週。

9月5日でした。

 

その日の外来受診は珍しく一人。

 

私も旦那さんも

「絶対なんてことないって!」ととってもお気楽に構えていて、

私は私のちっこいクルマを運転し、外来の後は会社へ直行の予定。

 

ところがでした。

 

「残念ながら、一番悪い結果が出てしまいまして、

悪性の疑いが強いです。なので、全身をくまなく検査して

原発巣を見つけます」

 

私「は?」

今まで良性って感じでしたよね?

 

せめて今の状況で、どこのガンかはわからないんだろうか?

偏平上皮がんとか、腺がんとか、悪性だと分かっているなら、

部位は特定できるんじゃないっけ?

 

「先生、検査とか治療って今やらないといけないですか?

 つまり、、、ちょっと先に延ばすとか」

母にはメールや電話じゃなくて会って話したい。

でも、仕事があるから、休日しか行けないし。

 

父が、この5月に食道癌で亡くなっていた。

父の死は、告知からわずか2ヶ月半後。

母はまだ気持ちの整理がついていない。。。

 

そう話したけど、先生は逆に強い口調になって

「このままでは治療ができません」

 

そう、、、ですよね。

 

リンパ節転移は危険なんだよね。

よく聞くよね、転移って良くないって。

わかってる。

 

うん、そうですよね、検査ですよね。

CT造影、PET、エコー、採血、、、

婦人科にはかかっている先生いますね、紹介状出しますね。

一般外科で胃カメラをお願いします。

それから、、、

それから、、、

 

わかっているんだけど、理解もしてるけど、

何にも決められないし、アタマが硬直してるみたい。

 

2週間後の外来、9月中の原発確定を目指して、検査の日程が決まっていく。

ほぼ他科受診と検査で埋まる。

仕事、行けないやん。

 

癌のことってあんまり、あんまりどころか全然知らなかったんだな、私。

原発巣って言葉も初めて聞いた。

というか、原発がわからないってことがあるの?

 

検査の手続きをしたら、もうお昼だった。

旦那さんからメッセージが来て「どうだった?」

私「悪性だって。ごめんね」

 

「運転、気をつけるんだよ。

 少なくとも、何か食べて。

 会社は明日から休んでいいから」

 

ああ、そうだった。仕事、行くんだよね、これから。

でも私、眠くて眠くて仕方がなくなって来ちゃった。

今日はいろいろ話を聞いて疲れちゃったよ。。。

 

クルマで一人になって初めて、これは告知なんだと、

身にしみてきて本当に怖くなりましたが、

 

会社行かないとね。