
少し遅れた時計を好んで使った恋人が、六年前に死んだ。
いま、小さな広告代理店に勤める僕の時間はずっと五分ズレたままだ。
そんな僕の前に突然現れた、一卵性双生児のかすみ。
彼女が秘密の恋を打ち明けたとき、現実は思いもよらぬ世界へ僕を押しやった。
洒落た語りも魅力的な、side-Aから始まる新感覚の恋愛小説。
偶然の出会いが運命の環を廻し、愛の奇蹟を奏で出す。
以上、後ろページに欠かれたあらすじ

★★☆☆☆
可もなく不可もなく…
本の整理をしようと久しぶりに読みました。
読んだきっかけはカバー写真でした

ayaと同じように、ファンの方であればすぐに気がついたと思いますが
この本のカバー写真

本城直季さんなんです

本城さんの撮る写真は、実際の、本物の、風景や人物を
ミニチュアのように見せてしまうんです


って言われてもまだ信じられないくらいに本当、ミニチュアなんです



それで思わず取っちゃって(笑)
だから中身はあんまり好きじゃありません

きっかけがどうであれ、すばらしい本に出会える時もあるけれど
そもそもがミステリー好きだから…

恋愛ものって、嘘っぽいかリアルすぎて気持ち悪くなっちゃうかのどっちか
これもちょっとないな~って感想かな。
side-Aとside-Bってつくりはおもしろいし、“人を好きになるって
どういうことだろう??”って問いかけも好きだけど、極端すぎるかな

ただ一つ、すごく胸を打つ、今だからわかる言葉がひとつだけありました。
双子のかすみが、妹ゆかりの婚約者を一目見た瞬間好きになってしまい、
3年間隠し続けて誰にも言えなかったその思いを主人公に打ち明けるシーン。
「私は彼が好き。大好き。頭がおかしくなりそうなほど好き。
彼とキスしたい。彼に抱かれたい。毎日、毎日そう思ってる。
たった一度だけでもそうしてくれるなら、次の日に死んだって構わない。
彼が好き。好きなの。」
すごく胸にぐっときました

“死ぬほど好き”ここまで人を好きになる気持ちが最近なかったと思う。
おおげさだけど、昔はそれぐらいの気持ちで人を好きになってた。
自分の大好きな人が自分を好きになってくれないなら、
生きてる意味なんてないとすら思えた。
冗談なんかじゃなくて、目に映る景色から色が消えてくみたいで、
何も考えたくなくてただただ時間が過ぎてく。
それほど人を好きになった時のことを思い出した。
そして今、久しぶりにそんな気持ちでいる自分に気がついた。
中学生の頃から全く変わってない(笑)

思いが強すぎて、焦がしてしまうような自分主義の愛情は卒業しなきゃ。
Kサマといると、変われないと思ってた自分のイロイロが変われる気がする。
(まだすぐには無理そうだけど
)前にも言ったけど、本って読んだ時のコンディションで見方が本当に変わる

もうちょっと取っておこう

↓続きのside-B
