訳あって正義の味方について調べている。
虚構の戦いを描くには、まず設定が大事だと思い当たる。
石森ヒーローの定番設定は、「悪の組織にさらわれて改造手術をほどこされるが、
洗脳される前に逃げ出し、ひるがえって人々のために戦う」というもの。
サイボーグ009とか、仮面ライダーとか。
仮面ライダーもV3になると、家族を殺された男の復讐が動機になる。
復讐のため自分を改造してくれと懇願する風見志郎(V3になる人)に仮面ライダー
1号と2号はこう言う。
「人間であって人間でない。その悲しみは、私達2人だけで十分だ。」
そう。石森ヒーローの定番設定はこの“人間であって人間でない悲しみ”にある。
ま、結局デストロンの罠にかかりかけた1号2号を庇って身代わりに瀕死になった
風見を救おうとライダーたちは改造手術を施すのですが。w
サイボーグ009にも同様の台詞が随所にある。
「ボクはときどき自分の能力がうとましくなる(002)」
「俺のあだ名は死神だ。(004)」
「ならば僕たちは戦う最後の人間になろう(009)」
正義の味方には常に葛藤がつきまとう。
(つづく?)