心の構成要素、
4つに分類すると、
1.思考、感情=マナス
五感を通して刺激を受け揺れ動く心、(手綱)
2.知性、理性=ブッティ
客観的にみて把握し、調和を持って判断する心、(御者)
3.記憶=チッタン
今まで経験した出来事を思い出す心、
4.自我意識、エゴ=アハンカーラ
こうしたいとかああしたいとか、
自分の思い通りにしたいという主観的な心、
例えば、
ペットショップで犬を見かけて、
犬かわいいなー、(1.マナス)
犬飼いたいなー、(4.アハンカーラ)
そういえば、
夫は犬アレルギーだったなー、(3.チッタン)
うちは犬を飼うことは出来ないな。(2.ブッティ)
といった感じで、
2.ブッティ=理性、知性が強いと、
正しい判断が出来ますが、
それでも、
わたしは犬飼いたいから飼う。(4.アハンカーラ)
と、
4.アハンカーラ=自我意識が強いと、
誘惑に負けて、
自分の欲望のままに、
誤った判断をしてしまいます。
こんな感じの出来事は、
人生の中でたびたびやって来ます。
そのとき、
ブッティ=理性を中心に、
心をコントロールしないと、
道を外してしまいます。
不倫しちゃう人とかは後者。
ヨーガ チッタ ヴリッティ ニローダハ 1-2
ヨガとは心の作用を静めることだ。
これは、
心を注意深く観察し理解する事であり、
湧き上がる感情を無くすことではなく、
その感情に対し向き合い、
コントロールすること。
ヨガは、
その選択の事であり、
ピンチの時に、
揺れ動く心を、
欲望に勝る理性でコントロールして、
正しい選択をすること。
そんな選択が出来るような、
知性を育むトレーニング。
アクシデントに遭遇すると、
それに対するネガティブな、
感情、欲望が湧くのは、
当たり前、
そこはみんな同じ、
そこからどんな選択をするかが大切。
客観的に物事を見て、
調和を持って、
今はどうすべきか、
今置かれている現状に置いて、
あらゆる情報から分析して理解し、
しっかりとした理性を持って、
判断する。
そこには、
ヤマ=禁戒、
(アヒムサ=非暴力、
サティア=誠実、
アステーヤ=不盗、
ブラフマチャリア=禁欲、
アパリグラハ=不貪)
ニヤマ=勧戒
(サウチャ=清浄、
サントーシャ=知足、
タパス=苦行、
スワディアーヤ=読誦、
イーシュワラプラニダーナ=自在神祈念)
があり、
やってはいけないこと、
すべきことを教えてくれていて、
それをもって正しい判断が出来ます。
アーサナでもそれが育まれる。
難しいポーズが出来ないとき、
自分のやりたいという気持ちだけで、
ムキになってチャレンジせず、
客観的にみて、
今の自分に何がベストなのかを判断し、
正しく選択をすること。
無理をすれば、
怪我に繋がり、
それは自分に対して、
アヒムサ=非暴力も守られていないし、
アパリグラハ=不貪も守られていません。
そして、
心も身体も、
この世を生きる為の道具であるということ。
真の自分である、プルシャ、アートマンは、
それを見ている。
心の苦しみも身体の苦しみも、
真の自分にダメージをあたえるものではないということ。
この世に生を受け、
生きているこの心と身体に感謝して、
丁寧に大切に正しく扱かっていきたい。
