こんにちは
下埜亜子です。
最近ハマってる読書。
今日は、最近読んだ勇気をもらえた本
『私はないものを数えない。』
についてお話しようと思います。
私がこの本を手に取った動機は
超単純なことでして。
最近たまたま行くことになった整形外科で
自分の足の痛みについて相談したら
「数年後には手術が必要になる」
と言われ。
それで、ショックを受けまして
両足切断した方の本を読むことにした。
なんともまあ、単純な理由だったわけです。
（私は切断とは言われてないし、
勧められたリハビリにおそる恐る行ってみたら。
だいぶ良くなった感があるんですけどね！）
他にもある読みたい本をすっ飛ばして
こっちを読み始めました。
女性にとって、
身体の一部（例えそれが、外側から見えなかったとしても）が変化する
傷がつく
なくなる
動かない
ことって、脅威だと思うのです。
それを、
ないものは数えない。
あるもので十分です。
って言うもんだから、
そのマインド身につけたい！！となったわけです。
本の表紙にもあるように
著者の葦原海さんは
赤がとってもお似合いな美人さんです。
海さんの星が気になる、、、
両足がないって、
かなりセルフイメージに影響を与えるような気がするけど、、、
どんなことが書いてあるんだろう、、、
その思いで、
するすると読み進めました。
無数にあった選択肢がほどよくしぼられて
それでもまだまだたくさんの選択肢はあって、快適で、ちょうどいい。
選択肢が程よくしぼられて、ちょうどいい。
あなたは両足をなくして、そんな風に言えますか？
私は、言えないと思います。
両足がなくなっても、
大好きなディズニーにも行っちゃうし
海外にも行っちゃう。
飛行機のチケットを予約した旅行会社の人に
『車椅子でイタリアは難しいと思う』って
言われてもだ。
旅行会社の人って
その土地初心者からしたら、旅について詳しい先生みたいな人
（なイメージ。
だけど、ご案内のプロでも行ったこともないところだってあるし
何だったら、1個も行っていない可能性もある）
そんな風に言われたって、
それがどしたの？みたいな感覚なのです。
だって、自分が実際行って体験したものとは
全然違うもんね。
答えは自分が知ってるって、
こういうことなんだと思った。
「行きたい」と思えば、やればいい。
大変なことがあったとしても、
そんな中であるもの（人の優しさとか、日本の便利な部分とか）
に気付けるんだから。
何かやりたいと思った時に「どうすればできる？」を考える。
「できないかも」なんて思わないから、できる。
人生、シンプルに
これなんじゃないかなって思う。
「どうせできない」
「きっとこんなこと、私には無理」
自分の想像の上をいくような事例に当たった時
そう思う人がほとんどなんじゃないかと思う。
だから、自分の身の丈に合った
まあまあ良いかも
の状態で満足しようとする。
そこに留まろうとする。
天井のあるコップに入れられた、ノミみたいに。
今この時点で
両足をなくしたとしたら
どんな気持ちになるんだろう。
それは想像でしかないけど
そしてもう一方
今のままの身体でいられるとしたらは？
楽しいこと
やってみたいことを
やる！！
一択しか出てこないんじゃないかなと
思いました。
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