STAR RABBIT☆-星の金貨




第11話 愛の復活!熱く強く今だけを抱きしめて

今でも愛があるならば、東京タワーで落ち合おうと彩に手紙を
渡す秀一。しかし約束の時間に祥子が自殺を図ったことを知り
秀一は約束の場所ではなく病院へと向かう。介抱の甲斐が有り
一命を取り留める。

祥子が自殺をしたことを知っても彩との約束を果たそうとする
秀一。新井義彦の再手術が終わったら北海道に戻り、結婚する
事を約束するが、祥子が最後に出してきたカードは、秀一の
子を妊娠したという決定打だった。
流石に子供が居ると分かれば、祥子を置き去りにすることは
出来ない。これにてゲーム終了といった感じか。

それ以外のエピソードもラストに向けて体制が整われつつある。

特に小泉が手術時に起こった出来事の全てを告白したことに
よって拓巳が病院に戻る様道筋を作ったこと。
トラウマになっていた新井義彦の件を、今回の展開の中で
全て清算することになる。
しかし難しい手術だというのに、拓巳は途中で手術室を飛び
出すし、父親は具合が悪くなるなど、とんでもない病院だな。
しかも故意に患者を昏睡状態に陥れた小泉が未だに病院に
留まっているなど、実に考えられない。

拓巳が小森の悪巧みを知ったことで、彼の動きを封じることが
出来るのか。









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第12話 愛のために死す!愛とは、決して後悔しないこと…

秀一から衝撃の事実を聞かされる彩。
一方患者の新井は意識を取り戻す。

子供が出来てまで右往左往する秀一の行動が幼稚に見える。
しかも結婚式の招待状を彩に贈るとは、なんとも酷い仕打ちだ。

秀一が祥子にかける言葉がなんとも残酷。
偽りの中で生涯君を愛するだろう。
うーん胎教に悪そうだ。
でも身から出た錆なのか。

あなたが居る限り秀一に愛される事はないと祥子は彩に言った
事から、彼女は死を決意する。ある意味では殺人教唆か。
とても可哀想なんだけど、脳の手術をした新井が助けにいくの
だからどんだけの回復力なのか!?

最後の清算スペシャルである今回ドロドロ劇はまだまだ続く。
副院長の小森の悪事が暴露される。
その流れで小森は若い子を連れて海外に逃げ去ろうとする。
永井美智代は完全に噛ませ犬状態。
君に手に入れることの出来ないものは若さだとハッキリ言われ
どう見ても殺されるしかない状況を作った。
あんな酷い言葉をかけてまさか平穏無事に見過ごしてもらえると
思ったのか。

結局この関係は彩から身を引いた。
彼女は自分の経験から、父親の居ない子供など有っては
ならないと思っている。
しかしあの祥子がよく秀一を後押ししたなと思う。

最後は美味しいところを弟・拓巳が全てもっていった。
というか、秀一の事が何も描かれず終わったね。
この時点で続編が作られることは考えられていたのか?




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第9話 あの胸にもう一度!命果てるまで愛す…

拓巳の行方が分からなくなり心配する秀一の事を余所に、
拓巳は篠宮あゆみが働く店のボーイとして働いていた。
そんな中、結城グループが経営に介入することを心良しと
見ない院長代理の小森敏彦は、佐野を使って秀一のスキャン
ダルを探し出す。北海道時代に秀一が結婚を約束した女性が
居たことが発覚し、その事実を祥子の母親・貴子に報告。
事実関係を明らかにしようと、院長室に彩を呼んで取り調べ
が行われることになる。

物語が動きまくるね。
全ての物語を動かしているのは、この恋愛事情に第三者的な役割
を果たしている看護師の遠藤園子だ。

拓巳に現在の病院で起こっていることを報告しに行くのも
園子であるし、事情徴収内で明らかになった彩と秀一の事実関係
を秀一に語りに行くのも彼女が行ったこと。

もう少し気の利いた場面で事実関係が明らかにされると思って
いたけど、人から伝達される形で伝わるのはちょっと意外。

秀一と祥子が婚約した事実を知り、再び拓巳の心は揺り動か
される。

ドラマとして上手いのは篠宮あゆみの存在だね。
彼女にも拓巳に執着する理由が過去に存在していたりするの
だからよく出来ている。

またドラマでは新井義彦を使ったシーンが意外にも多い。
治療を諦めている人へ、彩が説得力をもって語りかける。
"あたたかいという事は生きていることだ"と。
この患者を使ってまだまだドラマが動きそうだ。

この患者を植物状態にした医師・小泉美和も良心の呵責に
嘖まれ始めている。反対に拓巳は今でもこの患者を再起不能
にした事で気に病んでいる。
手術室での事実関係が明らかにされる日は来るのか。

最後は彩があゆみに刺されてしまった。
病院であることが幸いだが、果たして無事助かるのだろうか。

今回、ドラマとして失敗していたのは、彩との会話シーンが
多かったために、ややテンポを乱したこと。
彩は唇の動きを読むことが出来るのだから通訳は必要ないのに
イチイチ言葉を伝えるためにメモ帳に書くというのは如何な
ものか? 確かに彩から言葉を発信するには、メモ帳を利用する
しか無いんだけどね。








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第10話 永遠の愛!記憶が蘇るとき…命が消える

篠宮あゆみによって刺された倉本彩はすぐに緊急オペが行われる。
生死を彷徨う中で、執刀する永井秀一は失っていた2年前の記憶
の全てを取り戻すことになる。自分は彩を幸せにすると約束して
北海道を旅立った事。その途中の空港で記憶を失ったこと。
なんとか手術が終わりホッと胸をなで下ろした隙を見て、
拓巳はベッドで寝ている彩を自分の友人のマンションへと連れて
いき、看病することになる。

いよいよ秀一の記憶が一本化した。
今まで歪んでいた数々の真実のために動き出す展開だ。

今回は何と言っても秀一の記憶を取り戻したことだが、肝心の
彩の気持ちが現在何処にあるのかを描いた。
もちろんこれまでの態度を見れば、一寸たりとも揺らぐことなく
2年半前の気持ちのままで居る事は明らかで、結果としては当然
の流れだった。

ドラマとして面白くなったのは、秀一の気持ちの詰まった手紙を
拓巳へと託した事だ。
拓巳は彩に全ての事実を語る必要もなかった。ある意味では
彼女の気持ちを確かめたのかも知れないが、彩が一人の男性を
続けて愛するという事実が拓巳にとって存在しない価値観だった
のかもしれない。

それと同時に小泉が患者・新井義彦の手術を意図的に失敗に
導いた件を告白した。この事実はいつか明らかにされるとは
思っていたけど、自分の口から語り出すとは意外に映る。

彩の為に全てを捨てる覚悟の秀一。
当然ながら婚約も破棄。自殺を以て二人が結ばれることを
阻止する結城祥子の行動も恐いものがあるが、こんな事をして
も人の心を無理矢理ねじ曲げることは出来ないよね。













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第7話 別れの誕生日!愛の想い出、ありがとう

秀一のオペに拓巳が執刀することになるが無事成功に終わる。
拓巳は彩に対して、お前はオレが拾ったオモチャだから
オレが飽きるまで誰にも渡さない事を告げる。それは同時に
拓巳が医師を辞めず、この場に留まり、兄に対する挑戦状を
突きつけた格好でも有った。
手術後病室で寝ている秀一に付き添う祥子。
彩はそんな祥子のところへと行き、今の心情を素直に告白する。
確かに秀一の優しさは同情なのかも知れない。しかし彼が人を
愛する勇気をくれて、北海道の片田舎に留まっていた私を
他の土地に出て行く勇気を与えてくれたのだと。そして祥子の
方が秀一を幸せに出来る事を告げる。

今回は、患者・新井義彦の手術に関する話しだった。
義理の両親が金のないことを理由に手術することを中止する。
手術しなければ半年の命である事実を知った彩が説得に入り、
手術を受けさせる。

一方で副院長の野心が牙を剥く。
秀一、そして院長を追い出すために新井義彦が生け贄にされる
のだ。

小泉美和は完全に副院長に操られている。
医師としての良心よりも、医師・永井誠一郎に対する恨みが
勝っており、言われるまま犯罪に手を染める。
可哀想なのは医師としての自信を付け始めた拓巳が、そんな
野心に巻き込まれる犠牲者としての一面だろう。

秀一を追い出すという思惑では一致しているのに、副院長に
よって彼が先に追い出されようとしている。

彩の東京最後の思い出作りになるのかと思わせた話しだが、
寸でのところでそれを阻止した。もちろんそれを止めたのは秀一。
彩の秀一に対する気持ちを知ったわけだし、彼女が北海道
出身である事も分かったのに、未だに記憶が一本に繋がらない
現実。

相手にかける優しさは愛情なのか同情なのか。
同情しかできないといわれた秀一だが、確かに北海道を出る
時にはその殻を破って、彩に対する愛情に気がついた。
記憶を無くした今、再び愛情で有ると気がつくときは来るの
だろうか。







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第8話 悲しい婚約!愛する人、さよなら…でも

彩は秀一が駆けつけたことで東京を離れるのを踏みとどまる。
急いで病院へ戻ると大変な事態になっていた。
拓巳が執刀した患者・新井義彦が手術中に容体が急変し、
心臓が停止したのである。懸命の措置で命は取り留めるが、
植物状態となってしまう。マスコミが医療ミスを取り上げ
院長は謝罪する。病院の経営はより一層苦しいものとなる。
手術中の検証が行われぬまま、秀一は院長より解雇を命じられる。

一時期は彩の登場により、医師としての自覚に目覚め始めた
ものの、今回の失敗によりまたまた自堕落な生活を送る拓巳。
秀一の頼みにより、拓巳の件は彩に託される。

とても危うい精神状態の拓巳だったけれど、彩の存在は本当に
偉大だ。彩の前では何故か素直になってしまう拓巳。
彼の目を覚ますときの彩のビンタが凄まじかった。

こんな時でも結構拓巳は彩の事を心配してくれて、兄貴と
上手くいくと声をかけてくれるのだから優しいね。

病院経営が副院長に奪われんとするところ、意外な展開に
持ち込まれる。病院の管財人として急遽、病院の建て直しに
協力を申し出る結城グループ。誰かと思えば、秀一の事を
つけ回していた祥子の母親なのね。
亡くなった父親と院長は無二の親友。
結城貴子と院長の関係も気になるところだが、流石にその線
は無いか?気になるのは院長の肝臓癌。

経営の立て直しと引き替えにされるのは、祥子と秀一の結婚。
いよいよ彩にとって万事休す。
二人の写真を燃やす姿がなんとも泣ける。

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第5話 心の旅路!命の限り叫んでも届かない愛

患者・新井義彦のオペは見事成功した。
当直医が居ない中で一体誰が難しい手術をしたのか。
手術室に横たわる秀一の姿を見て彼が行ったものと確信する
父親の永井誠一郎は、息子の記憶が戻ったとして喜ぶ。
三日間寝続けた秀一が目覚めた時、記憶は確かに戻っていた。
しかし北海道に居た二年間の記憶だけはどうしても思い出す
事が出来なかった。

今回は秀一がなんとか思い出せない残り2年の記憶を取り戻そう
として、北海道へと心の旅を行う話しだった。

結城祥子が一緒に旅に出るのは不自然だと思っていたが、
そういう事だったのね。
結城祥子だけが秀一よりも早く全ての真相を分かる段取り。
恋を勝ち取ろうとしてそんな事実を打ち明けられない彼女の
狡賢い一面が見られる瞬間である。

秀一はとても慎重で誠実な人だ。
献身的に世話をしてくれて好意まで見せている結城祥子の事を
何故素直に受け入れないのか。
もしも過去に好きな人が居たならば相手にも失礼だと言うこと
で、完全に記憶を取り戻すまでは誰も好きにならないことを
誓っているのである。

語ることので出来ない彩の心情も今回語られた。
患者の一人から、耳が聞こえず話せない世界はどんなものなのか
を尋ねられたときに語った言葉。

"好きな人の声が聞こえず、私の声が届かない"

という。

言葉さえ話せればこんなに遠回りの関係ではないのに、実に
気難しい話しで、とても可哀想な物語である。

しかし今回も一片の希望を打ち出した。
秀一が倒れた時、記憶の断片がハマリかけている。
彩の横顔まで鮮明に思い出していたところを見るともう一歩
という感じだが、秀一は重体みたいな感じ。またしても
おあずけか!





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第6話 恋人を殺さないで!嫉妬のメス

記憶を取り戻しそうになる所で、先日の怪我の後遺症により
再び倒れてしまう秀一。付き添っていた彩は必死になって
看病を続ける。彼が目が覚めたとき傍にいたのは祥子だった。
秀一は北海道に居たとき、傍にいた女性の存在を思い出した
というが、真実を思い出して欲しくはない祥子によって過去の
記憶をねじ曲げられてしまう。更に自分が病院まで付き添って
いたのだと嘘を付いた。

今回は彩にとっては酷な展開が続きましたね。

嘘を付いた祥子を問いただす彩は逆にカウンターパンチ。
嘘を付いたのは彼のためであり、愛しているのならば身を引く
のも愛の形だと言われてしまう。

勇気を持って告白してきた拓巳からも、逆上されて言葉責めを
浴びる。
更に酷いのは友達だと思っていた看護婦・遠藤園子からも
ここから出て行けといわれてしまう事だ。

彼女の居場所が次々と奪われ、秀一を愛することがまるで罪な
ような責められ方だった。
最後には生まれてこない方が良かったのかもしれないとまで
言い出すほど彼女は追い込まれてしまった。

唯一、彩にとって良かったことは、患者の新井義彦から
「彩に勇気をもらった」と優しい言葉をかけてもらった事だろう。
北海道時代にブランコで星空を眺めながら秀一に言われた
言葉でもあるんだよね。

その裏で結城祥子の巧みな接近が秀一との関係を一歩近づけた。
待ち続ける為の勇気を下さいとの事でキスする場面なんて、
なんの不純さも感じず、相手との既成事実化の上手い作戦だと
思う。

病院内での不正経理・裏帳簿の件で、秀一を抹殺しようとする
ものの存在が明らかになる。元々院長の座を狙っていた副院長
だが、医師としての良心に反する行為によって患者を傷つけ
ようとする。拓巳にメスを握らせるとは本当に恐ろしいな。

意図的に殺しはしないだろうが、どんなミスが起こるのか。


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第3話 愛のない記念日…私の恋人を奪わないで

次第に傷が癒えてきた秀一。リハビリに付き添う彩の前に
怪我を負わせてしまったことで責任を感じる祥子が立ち憚る。
二人は密着しいつでも二人で居ることで彩の立ち入る隙は
無くなってしまう。それどころか食事の席で、今後のお世話の
全てを祥子がやると言いだし、二人の間柄は益々近づいていく
事になる。

彩が一言声をかけてあげれば全ては解決しそうな感じだが、
ひたすら相手の記憶が取り戻されて、自分のことを思い出して
くれるのを待っている彩のいじらしさが全面に出た話である。

皮肉なことにドラマでは、彩の前から秀一の存在をどんどん
遠ざけられていくような展開であり、思わず秀一の前で涙する
彩に同情するような作りとなっている。

ただ脚本家も悪魔ではない。
今回は病院を飛び出し、二人がデートする様なシーンを用意した。
星のイヤリングをプレゼントするなど、記憶が無くなっても
もう一度彩の元にたどり着きそうな気配はプンプンしている。

興味深いのは、彩の態度にイライラしている拓巳の存在だ。
今まで女性を意のままに操り従わせてきた彼だが、彩の存在は
特別であるかのよう。

母親は副院長と関係を持っていた。
院長とは愛のないことは明らかであるが、憎む必要など有るの
だろうか。その辺がイマイチよく分からないところか。
病院の権力争いや派閥の存在が現在は影を潜めている形だが、
後々勃発しそうな気配。院長は野心を持つ小泉美和を味方に
したいようだね。






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第4話 愛と死を見つめて…いま蘇る!愛の記憶

記憶が戻らない秀一は医師としての仕事が出来ないために
事務所で働き始める。医局では看護婦達がかつてのホープの
落ちぶれた姿を見てみじめだと噂する。
秀一は未だ記憶の戻らないことに苛立ち、自分の過去はどんな
人物だったのか不安に思う。そんな苛立ちから、足繁く通う祥子
に二度と会いに来ないよう語る。
そんな中、病院では脳腫瘍で長期入院する患者の新井義彦が
騒動を起こす。元々入院食に不満を漏らしていた彼は、不安が
爆発し、ついに自殺するとして屋上の鉄柵を乗り越える。

ドラマとしての面白さはやはり彩の存在に集約されている。

彼女の献身的な優しさ。
ただ黙って見守るだけなのだが、そこに大きな優しさと愛情を
感じる存在として君臨しており、彼女が接する人々は誰もが
癒されてしまう。

秀一も彼女の優しさを感じているし、拓巳も彼女を特別な
存在としてみている。そして今回は病状が一向に進展せず
入院生活に疲れ病んでいる患者の心を癒してしまった。

不思議なことに何も語れない彼女に相談に訪れる女性の多いこと。
遠藤園子は拓巳の事が好きだと語るし、結城祥子は秀一の事で
協力することを求める。
今回は遠藤園子の嫉妬心によって、運命が面白いようにねじ
曲げられた。

最後に秀一がついに記憶が蘇る。
あの場面で手術するのは、医師法に接触しないのだろうかと
やや不安に思いつつも、記憶が蘇ったことで彩の存在を思い
出したのか気になる。
ドラマの中で桜の花びらが散るシーンを見て、雪が降る様子を
思い浮かべていたけど、北海道の頃の記憶が蘇るのは何時の日か。