先日、山の農園で採れた赤紫蘇を使って紫蘇ジュースを作った。
そしてそれを飲んでいたら、ふとあることを思い出したのだ。
幼稚園の頃、近所に住んでいた祖父の知り合いの電器屋さんの応接室で、幼稚園バスが来るまで祖父と一緒に待たせてもらっていた。
(バスはそのお宅の目の前に来るからだ。)
その時そこのおばちゃんは、祖父にはお茶を私にはジュースを出してくれていた。
出してくれたそのジュースは、絵の具でも入れたか?というくらいやたらと赤いジュースだった。
幼稚園児だった私は、その赤さに若干のインパクトを感じながらも特に気にせず口をつけた。
その瞬間、
【ウェッ!マズッッ!!】
と、心の中で絶叫した。
流石にそれを口に出して言うことはしなかったが、それ以降そのジュースを飲むことはできなかったのだ。
さっぱりジュースを飲んでいない私を、おばちゃんが
「全然飲んでないね、遠慮しないで?」
とか、
「お口に合わなかったかねぇ?」
とか言っていたような気がするが、
本当に無理だったので、頑なに拒否した記憶がある。
それをそばにいた祖父が、「この子好き嫌いが激しいんですよ」みたいな事を弁明してたのも薄っすら覚えている。
あの時飲んだアレ、もしかしたら紫蘇ジュースだったのかも…と、自分で作った紫蘇ジュースを飲みながらふと思い出した。
そう、私は紫蘇ジュースの味が苦手なのである。
自分で作ってみても(ちなみに作ったのは初めて)あまりがぶ飲みしたいとは思えない…。
梅ジュースは好きだけど、紫蘇ジュースは…あかん。
それでも、作ってしまったから何とか少しでも飲みやすくなるようにと、レモン汁を追加してみた。
うん、これならいけそうだ。
レモン汁を加えて、更に飲みやすい紫蘇ジュースに生まれ変わらせようと思う。

