先週の20日の金曜日 マースの目の手術をしました。

午後からのオペでお迎えが16時。

ますお迎え直後からフラフラと出て来たマースの姿に驚きました。

前の誤飲の時は元気一杯ジャンプを繰り返す程にアヤノとの再会を喜んでいたのに

...。

 

今回の麻酔はゆっくり醒めるタイプらしく

完全に醒めるのは夜の21時頃だと言われたので、とりあえず様子はおかしいけど

そのまま家に帰ってゆっくりさせていました。

21時を待って少しお散歩(排泄目的)

朝から絶食だったので、水やごはんも少しあげないとって思ったので

あげてみたけど嫌がるので、もうそのまま寝かせることに...。

 

麻酔の影響で大人しいのもあるけど

マースにとってはエリザベスカラーも相当に嫌やろうなとは術前から予想していました。

かなりご機嫌斜めだか?しんどいのか?

お迎え後からずっとぐったりした様子だったマースですが

23時頃、アヤノがキッチン周りの拭き掃除をしていると

立ったままエリカラを床にくっつけてずっと頭を下げてるマースの姿が見えました。imageエリザベスカラーはブルーのもの

 

2分位経過してたでしょうか?

もう一度見ると同じ体勢のまま!

「おかしい!」と思ってマースを見に行くと吐いています。

 

それからもずっと吐いたり、とにかく頭をなかなか上げません。

呼吸は術後から荒かったり落ち着いたり繰り返していたのですが

段々とまた荒くなって来てしまったので

マースのことを撫でたり、エアコンを入れ温度を下げ扇風機を当てたりして

暫く様子を見ていました。

マースの犬種は舌が元々黒いのでチアノーゼを起こしていたとしても分かりにくい!

これは厄介で見てもよく分かりません!

だけどいつもより黒く見える気がしたのでアヤノの不安もパンパンになって来て

遂にはち切れ、夜間対応のある動物病院に電話し始めました。

それでも尚、評判の良い病院を探そうとしてしまいます。

 

大体の動物病院は留守電に内容を入れて

コールバックされるシステムになっていたのですが

一番にコールバックしてくれた病院に連れて行くことにしました。

連れて行く準備をしていると、夜間対応無いにも関わらず

アヤノが一か八かで掛けてみてた、オペして貰った先生からもコールバックがありました。

その病院はウチから結構遠いので、行くとしても最悪の場合

間に合わないかも?!って思っていたのですが

今までの経過と近所で診てくれる病院が見つかった旨を伝えると

今日入れたお薬の名前をその先生に伝えて欲しいと言われ薬の名前をメモりました。

もうこの頃、アヤノも冷静じゃなかったので

ハッキリした記憶がありません!

 

思ったのは「やっぱり死なんか、すぐ近くにあるやん!」って...

いつも思ってるんやけど、生きてるだけで奇跡やもん!

当たり前じゃ無いもん!

でも今朝まで元気一杯で、病院に行くのも遠足みたいに喜んでたマースが

こんなになって、もう心は震えてガタガタ!足もブルブル!

ただただ生きて欲しい!それだけ思っていました。

 

夜間対応の病院の先生は病院を開けて準備して下さってて

すぐに迎え入れて診て下さいました。

1通りの診察後

水分補給と吐き気止めの点滴をして終了。

連れて帰って寝かそうにも、寝転べないマースでした。

 

 

そんな翌日!

マースは術後2週間飲み続けないといけない抗生物質があるんですが

これだけは何としても飲ませないといけないのと

水分と食事を取らせないと!

ますはいつものドライのフードをあげてみたけど「要らない!」とプイ!

お水もプイ!

大好きなチーズは食べてくれた!!!

食欲落ちた時ようにって、ウェットフードも何個か買っていたんだけど

試しに与えたワイルドレシピは1口目プイしたけど

image左の

無理矢理口に押し込んでみたらば、一回出したけど

「今の美味しいかも?!」ってなってやっと少し食べ出してくれた。

なので、何とか食べさせる合間に薬も飲ませることが出来て1段落!!!

 

だけどもだけど〜〜〜〜〜〜!!!

そんなことは全然安心材料にならない!!!

マースは相変わらず元気が無い。

大好きなお散歩もすぐ帰りたがる。

食べるのも飲むのも、すぐにイヤイヤになる。

それでいてサークル内でも

ずっと立ったまんま、相変わらず寝転ばない!!!

(結局マースはほぼ3日位まともに寝ませんでした。)

 

 

そんな術後の1日目

まだまだマースの様子が油断出来ないと思ったし!

最悪このまま水を飲まないなら、点滴に通うしかない!

またアヤノを見る目が疑心暗鬼になっていて

「なんでコレはずしてくれないの?マースくん嫌やのに!」って訴えてきてて

見てるだけでもかなり辛かったーーーー。

 

そんなだから、もう心はやさぐれてささくれて〜

「マースと一緒にアヤノも死にたい!」そんなことまで本当に思ってしまうほど

マースが耐えてる姿を見てるのが辛過ぎて耐えきれない気持ちでした。

 

マースの前では気丈に毅然と振る舞っていたアヤノですが

その日、マースに手が掛かり過ぎて鳥さんの朝のお世話が13時を回っていたのですが

鳥部屋で新聞交換とかの作業をしてると

急に何だか張りつめてパンパンだったアヤノは

思わず大号泣してしまう「エーーーーーン!ワーーーーン!」と。

 

最初はアヤノの新たな作り歌かと合唱し始めたライムでしたが

「いやコレは違う!」と察しては一目散に

「おいで!おいで!」と言いながらアヤノの元にやって来ては腕に乗り

胸や頬にくっついては絶対に離れない!

いつも飛び回るソルトも遠くからずっとアヤノの様子を見守っています。

ペッパーもそそくさ歩いてきてはアヤノの膝の横でずっと見守ってくれています。

改めてトットの偉大さを感じました。

人の気持ちをソッと察してはずっと離れないで傍に居る子!

遠くから見守ってくれる子!

こんな日は皆良い子にして、悪さ1つしない!!!

こんな小さな体で守ろうってしてくれてる。

特に何よりもライムは本当に凄い!!!

途轍もない包容力をいつも感じさせてくれる子です。

 

鳥達には遅くなって迷惑かけてるのに

いつもと違うアヤノの様子に、自分たちの事は差し置いて

アヤノをソッと見守っててくれました。

そんな様子を見ながら何だか笑えて来て〜〜〜

思えばペッパーなんかは故愛犬のブタやチュチュまで知ってる

最長老ペットで、アヤノのことを一番長く見てきてる子でもあります。

もしかすると共に生きてる家族の中で人間を入れても一番長くアヤノと暮らしてる子かも。

そんなペッパーから見たら、アヤノどんな存在なんやろうなぁ???

 

 

そんなこんなでマースの事で一杯一杯になったアヤノの心を

鳥達がまた少しずつささくれを取ってくれて

更に更に鳥さん愛が深まってしまいました。

いっつも思ってたけど、アヤノはやっぱり本当に動物が好きやぁーーーー!!!

人間のことはここまで好きじゃ無いもん。多分(笑)

鳥達には心配掛けてごめんなさいやけど!うん。

 

 

オペした病院の先生から、オペの翌日電話が掛かって来たのですが

タイミング悪く「食べない!飲まない!寝ない!」のマースの様子に

号泣してたタイミングだったので

泣きながら色々話してた記憶があります。

「エリザベスカラーを外してはダメですか?」とか

「このまま水を飲まないと死んじゃいませんか?」とか

もう色々言ってた気がするーーーーー。

でも先生が「犬は絶対カラーに3日で慣れます!だから今は辛抱です!」って言ってました。

うちは4日掛かったけど、確かに今はカラー大丈夫です。

 

 

何より一番見てて辛いのは、マースが忍耐な子だったこと!

辛いのも痛いのも全部癇癪を起こさずに

黙って立ったまんま静かに耐え忍ぶ子なんです。

ホンマに見てても忍耐そのもので

鳴いたりうめいたり一切しないし!

イライラ外そうとしたりも一切しない!!!

ただただ一人静かに耐え忍んで戦う子なんです。

それが余計に辛くて〜えーん

 

人間だったら説明したら理解して我慢出来ることもあると思うけど

マースは一切訳が分からないまま、こんな状態を耐えてる!

そう思うとアヤノも辛過ぎました。

手を差し伸べようがない!!!

でも救ってあげたいのにーーーーって!!!

 

 

その頃 顔の汚れを拭いてあげたくて、サッとエリカラを外すと

解放されたと思ったのか?逃げようと思ったのか?一瞬走ったマースでしたが

瞬間「マース!!!ステイ!!!」とかなりキツい声でマースを静止させて捕獲。

万が一、オペ後の縫い目がどうにかなってやり直しなんてことになったら

もっと可哀想な時間が長くなるだけ!!!

そんな思いさせてたまるかぁーーーー!!!

今甘いのは、飼い主の心の弱さ!負けへん!絶対一回で済ませてたいねん!

そう言いきかせては心を鬼にして

カラーを外すことは許さない態度を取りました。

この思いは一発で伝わった様で、以降カラー交換する時も一切逃げなくなりました。

 

 

色々規格外で、異常に神経質で繊細なマース。

ハンガーストライキも睡眠ストライキもやってくれたーーーー!!!

もう!お陰でアヤノも一緒に寝不足でした。

 

術後4日目くらいからは徐々にカラーにも慣れて

ちゃんと寝る様になってくれたし!

昨夜なんかはカラーしたまんまお腹見せて甘えんぼ赤ちゃんポーズまでしてくれた。

 

でも食に気難しいのは相変わらずで...

 

元々ウェットフードは余り好きじゃないし!

おまけに続けて同じフードは余り食べないマースくん。

毎日試行錯誤です。

最初の2日は気に入って食べてくれたサイエンスダイエットのビーフ缶も

image

3日目からは「食べへん!」の態度〜〜〜〜〜!!!!!

ちなみに同じサイエンスのチキンは一切食べませんでしたえーん

 

でもドライフードをまた食べ始めてくれたので

まぁ安心と言えば安心なのですが、まだまだ水は前みたいには飲まないんで

その点から言えばウェットフードも食べて欲しい。

お薬仕込みやすいしねぇ〜〜〜

 

 

そんな訳でウェットフードも飽きない様に色々買ってみたけど

頑固に一切食べないのも多い子だし!

体重からするとワイルドレシピならマースが25kgだから

image

一日8と3/4トレー

そんなには全然食べないーーーーー!!!

しかも値段もそこそこするねんなぁ〜

 

でも一番辛いけど耐えて頑張ってるマースだから

食べる時くらいは美味しいとか楽しいって思って欲しい!!!

だから、なるべく食べたいものを食べたい時にあげたいって思っています。

とは言え大好きなチーズばっかり食べさせる訳にはいかないのですが...

 

 

段々と疑心暗鬼だったマースの心も雪解け始め

いつものマースに戻って来てくれています。

アヤノを見る目も普段通りに戻って来たし!

今朝はアヤノの拾った貝殻を咥えて走って〜いたずらっ子も再開です。

 

 

ちなみに自分のよだれが自分の口の周りやカラーに付くのが大嫌いなマースくんは

ウェットフードは自分で食べません!

スプーンもフードがちょっと落ちちゃうので嫌がるので、アヤノが手で1口ずつあげています。

その大きさもドライフードよりやや大粒以外は食べない!!!

とにかく口から溢れるのは嫌みたいで一口サイズしか嫌がる!!!

でもそうやってあげてると鳥のヒナ時代の挿餌を思い出して〜〜笑

そう思えば、マースは鳥達のヒナ時代よりは手を掛けずに育って来たもんやなって

しみじみ思ったりして...

ライムなんか超甘ったれちゃんやったから1歳くらいまで挿餌してましたから笑い泣き

何だか大きなヒナ鳥に思えたりしています。←ホンマか?!笑

 

 

まだ後1週間カラーは外せないままでお薬も飲ませないとだし

次の診察が終わるまでは安心しきれないけど

 

とりあえず今は、食べる飲む以外は普段通りになったマースに

1まずちょっと安心させてもらってます。

 

 

どうかこのオペが成功で

早くカラーを外してあげられる日が来ますように!!!

 

 

 

 

 

こんなに縫ってるマースの目

image

縫い目が怖いから、まだ目の周りはちゃんと拭いてあげれて無いままです。

 

 

 

カラーをつけたまま寝てるマース

image

カラー取れるまでもう少し頑張ろうね!マースピンクハート