自分の感受性が 邪魔だ。
そんな風に思ってしまう出来事があると
その傷が出来た頃を振り返ってしまって
身動きが取れなくなってしまう。
GANTZがね、まだ観れない。
知りたくて知りたくて、たまらないのに。
漫画は第1巻で読めなかった。
あたしには無理だった。
今日ね、古本屋さんでダ・ヴィンチの「GANTZ特集」号を見つけたんだ。
それは漫画の。
せめてこういう第三者からの情報なら
原作をもっと知ることが出来るかも
そう思って開いた見開き2Pに載ってた、たったひとコマに
胸の奥のほう、どっかが「びくっ!」とした。
やっぱり無理だ。ページを閉じて棚に戻した。
ほんの一瞬だったのに、今でも目に焼きついて離れないんだけど。
・・西くんの死に際の画だった。
まだ残像が背中から首の付け根辺りを締め付けるんだよ。
細胞が震えてるような気がする。
ヒトの死をあらわす活字や画に
あたしの感受性は悲鳴を上げる。
ここ数日は
いつもより敏感になってる自覚はあったんだ。
瑛太さんのお父さんのことが
コンビニの新聞記事やネットニュースのTOPになっていて
あー、またあの穴に落ちちゃいそうだ・・
そう思ってたから。
6年前の春、同じ亡くなり方をした母。
自分の身にそんなことが起こるなんて思いもして無かったよ。
6年も経ったのに、いまだに新聞なんかで瑛太さんの記事みたいに
あの二文字を見ると体が縮こまる。
郵便局でふざけて「金無いから死のーかな」なんて言ってるおっさんを
後ろから蹴り倒したくなる。
衝撃と憤りがまだ全然、そのまんまで残ってるんだ。
「死」ってもんが
あまりにもリアル過ぎるんだ。
文字からも、画からでも。
生々しいんだよ。
感受性とセットになってる想像力が
働きすぎるんだ。
感受性も想像力も
欲しくて欲しくて、もっと高めていきたいモノなのに
こうゆう時は
苦しくてたまらなくなって
邪魔だっ!って
捨てちゃいたくなる。
父さんが見つけて救急車を呼んで
弟はその後かけつけて
一緒に部屋を片付けたらしい。
あたしは何も見ていない。
何もかもが受け入れがたくて
火葬場に行きたくないといったあたしを
父は許してくれた。
だから。
あたしは母の生きてるカラダしか知らない。
なにがどうしてそんなことになったのかなんて
きっと誰にも
きっといつまでも
絶対にわからない。
考えたら、抜け出せない。
ヤダヤダヤダ。
大事なものが
黒く塗りつぶされてくような感覚。
それでもどうにか
昔ほど深くまでは落ちていかないし
何か、ではい上がれるのもわかってるんだ。
ただその、何か、が
その時によって違うから。
午後からずっと抜け出せなくて
眠れなくて買ってきた「一途」や記事を読んだ。
コトバは大事じゃない。
うん。
コトバ「だけ」が大事なんじゃない。
あたしはね。
コトバの向こう側に佇んでるようなモノが
あたしにとっては大事なんだよ。
こういうの。こないだ友達が見せてくれてた。
その時も、あーって。そうだねって想ったんだよね。
僕がいる。
そう言ってくれるだけで
そう伝えてくれるだけで
差し延べられた手を感じるんだよね。
ほら、って。
また落ちてんじゃん。上がっといでよ。
そんな風に目の前にね、
つかまってって手を出してくれる。
あたしにとっては
音楽ってゆうのはそういうモノで。
ミスチルもコブクロも
「楽曲は発表した後は僕らの手を離れて、聴いてくれるヒトの曲になる。」
そう言ってくれてて。
たった一行のメロディと歌詞が
自分のモノになるだけで
これまでどれほど助けてもらってきたか、知れないんだよね。
でも、どこか自己満足というか。
自己完結しちゃって一方通行みたいに感じちゃうこともあって。
やっぱり、発信者と受信者って言い方すると
遠いなって思うこともあってね。
だけどそんなやりきれない感情を
「僕がいる」って想ってるよ
そうやって伝えることで吹き消してくれるから。
僕がいる。私がいる。
このキモチは
双方向なんだよ。
そんな風に感じられると
コトバの向こうにある想いにくるまれて
もっともっと好きになる。
さっき初めてみたよ。LotusのPVフル。
「♪忘れないでいつでも 僕はここにいる♪」
このタイミングで
ここのフレーズの画があのヒトなのは。
いつでも、のとこでやるみたいに
音がはじかれるトコで
くっ、と首をかしげるさまに
ぐいってキモチ持ってかれるのは。
両手を広げて
僕はここにいるよ、って
まっすぐな視線と
その表情で
コトバの向こう側を
感じさせてくれるのは。
神様の仕業ですか?
もっともっともーっと好きになれ、と?
\(神様のいぢわる(ノ_<。))/
ミスチル桜井クン+嵐にのクン=号泣。
\(涙の方程式完成)/
あーもう。
こうやって穴から引っ張りあげてもらうたびに
また嵌ってくんだよね~
\(嵌りたくて穴掘ってるよーな気もするが。)/
案外、このところ
立ち直るのも早い。\(しゃっきり)/
「♪君がいるから♪」って歌ってくれるしね。
母親のことを。
こんな風に書く日が来るとは思ってもなかったけど。
あたしはこうやって
書く、ことで
少しづつ自分の中の闇を違う色で塗りつぶしてるのかな。
闇って言っちゃうと・・なんかあれだけど。
\(あれってなんだ)/\(上手く言えないんだよっ)/
こういうときに思い出す詩を
転記しますね。
知ってるヒトも多いかと思うけど。
「自分の感受性くらい」茨木のり子
ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
ほんと。
ばかものです。
強くなったとは
思いますけどね。
いろんなヒトの
おかげさまです、うん。
まあでも。
こゆこと書いちゃうあたりが。
まだまだですな。