シリーズ2冊目です。
夢化学研究所の研究に初めてスポンサーがつき、スポンサー企業ダル・ソンノの安眠枕で吉夢を見ることが出来るのか、その実験の裏に隠されたスポンサー企業の社長令嬢翠の悪夢の解明を任されることになります。
それと同時に世間を騒がせる、女性が髪を切り取られ絞殺され人形に見立てられた状態で遺棄される未解決事件「てるてる坊主殺人事件」に興味を持ち、真相を追い始めた夢科学研究所の3人。
悪夢と猟奇事件、全く繋がりのないと思われていた点と点、少しづつ線で結ばれていくと見えてきたのは、おぞましい猟奇的連続殺人事件でした。
実は翠が見ていた悪夢は、子供の頃に見た「てるてる坊主殺人事件」の被害者と第一の事件だったのです。
その夢をオタ森が可視化し、「てるてる坊主殺人事件」を解決に導くカギとなり、あかねが犯人に襲われるアクシデントがありつつも、夢の内容を頼りにまたもや事件を3人で解決することとなります。
今回フロイト教授の両親が、人を死に追いやる夢によって殺されたのをきっかけに、人を殺す夢とは何かを探し始めた過去が少しだけ明らかにされましたが、回廊や森に出没するフロイトそっくりの幽霊など、まだまだ謎が深く続編が待ち遠しいです。
このシリーズは普段何気なく見ている夢と、事件をうまく重ね合わせているだけでも、どこか不気味というか背中がゾワゾワするのに。
今回は、殺した相手を人形に仕立てる犯人の心理が怖くてなりませんでした。
しばらく夢を見るのと、人形を見ることが怖かったです。
これからも、ビスクドールや日本人形を見た日には、この本を思い出しそうです (||゚Д゚)ヒィィィ!
内容(「BOOK」データベースより)
神田川で若い女性の溺死体が発見される。真っ赤なベビードールを身につけた死体は、なぜか髪が剃られていた。スポンサーがついた夢科学研究所で「吉夢を見る枕」の開発実験が始まるが、被験者の翠は悪夢に悩まされている。そんな折、十五年前にも神田川と似たような事件が起きていたことが分かる。お祭りの日、神社で女の子が行方不明になり、髪を切り取られた絞殺体で発見された「てるてる坊主殺人事件」―フロイトたち三人はこれを連続殺人事件と見て、真相を追っていく。多くの女性が犠牲になった猟奇的未解決事件の犯人とは!?大人気ミステリー第二弾。
小学館 (2018/11/6)
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