久しぶりの『今昔百鬼拾遺シリーズ』(京極堂シリーズと言った方がわかりやすいですかね(^^;;)
3ヶ月連続刊行の第一弾『鬼』、NetGalleyJPさんのゲラ読み申請が通ったので、発売日前ですが先読みさせて頂きました(^^)
京極作品と言うと、箱のような厚さのノベライズ本を思い浮かべるのですが(^^;;
シリーズ全てをノベライズ本で既読、通勤通学に不向きな本を持ち歩いていた頃からすると、今回は260ページちょっととは言え、京極先生の本を電子で読む日が来るは思いもよりませんでした(^^;;
『今昔百鬼拾遺 鬼』の感想は発売日前なので、気になる方はここから先を読むことをお控えください。
----------------------- ✁︎キリトリ✁︎ -----------------------
京極堂の妹敦子と、『絡新婦の理』に出てきた呉美由紀が主役となります。
美由紀の女学校の1つ上の先輩、片倉ハル子が辻斬りに殺された事件を相談された敦子は、近藤勇縁の鬼の刀を使った連続通り魔殺傷事件「昭和の辻斬り事件」と「片倉家の女は刀で切り殺される」と言う因縁の謎を解くお話でした。
スピンオフ作品なので主要キャラは噂話程度にしか出てきません。
内容も半分は敦子と美由紀の会話が主なので、本編よりも面白さが欠ける、どこか物足りないようにも感じられましたが。
後半の畳み掛けるような展開と語り口は、これぞ京極節・京極ワールドという感じで、どんどん引き込まれて行きました。
そして犯人が分かった時に、この本のキーワードである 『迚も恐い』。
この言葉の本当の意味を理解した『鬼』のお話でした。 迚も恐い (||゚Д゚)ヒィィィ!
久しぶりに今昔百鬼拾遺シリーズを読んだら、早く京極堂や関口くん、榎津さん立ちが出てくる本編が読みたくなりました(^^)
『今昔百鬼拾遺 鬼』 4月19日発売予定
続編
『今昔百鬼拾遺 天狗』 5月24日発売予定
『今昔百鬼拾遺 河童』 6月24日発売予定
この2冊も楽しみです(^^)
内容紹介(「BOOK」データベースより)
「先祖代代、片倉の女は殺される定めだとか。しかも斬り殺されるんだという話でした」 昭和29年3月、駒沢野球場周辺で発生した連続通り魔・「昭和の辻斬り事件」。七人目の被害者・片倉ハル子は自らの死を予見するような発言をしていた。ハル子の友人・呉美由紀から相談を受けた「稀譚月報」記者・中禅寺敦子は、怪異と見える事件に不審を覚え解明に乗り出す。百鬼夜行シリーズ最新作。
講談社 2019/4/19
