幻聴って不思議でしょ?


前回書いたように、自分の知らない言葉や、事実を知らせてくれたりするんです。


たまたまかもしれませんが、、



本題に戻ります。


相変わらず幻聴妄想など、陽性症状と言われるもの全部出ていて、なかなか現実に戻れない状態が続いていました。


そんな時、わざわざ詰所の前で死のうと、服の袖で首を括ったら、

速攻で看護師が飛び出てきて、服を解き、

そのまま別ルートにある、スケルトンの部屋へ入れられました。


それが


保護室です。


保護室は、自傷行為や、他害があったり、陽性症状が激しい人など、普通の個室では対応できない人が入るところです。


部屋の中は、独房と同じような感じです。


刑務所に入ったことはありませんが、テレビで見る、トイレがむき出しです。


あとは、部屋の入口側の壁はスケルトンで、鍵をかけられています。


後ろ側は、窓がありますが、シャッターが閉められています。


ただでさえ、不安で堪らないのに、そんな部屋に閉じ込められて、気が狂いそうでした。


何人か別の保護室に入っている人がいたので、そこからは、


出してー


助けてー


と、ドアをドンドン叩く音と叫び声が聞こえました。