先祖代々の畑で

たんかんを収穫してきました




初めて自分で採ってみる、

という経験


その場で(畑で)
皮むいて食べてみたら


たまらんおいしいーーー




本家のおばちゃんが
『いなさーぬぐぅわ、まさとぅよー』
って、教えてくれました


シマグチばりばり(笑)


わたしはシマグチ喋れへんけど
ヒアリングはね、大丈夫なんです




本家のたんかんの木は
『小さい実の方が、味が濃くて美味しい』
そうです(笑)


父はおっきい実ばかり採ってたけど


初めて、たんかんを採る

わたしと夫はもじもじしながら
つい小さい実を採ってまして


最後はなんか
大シャッフルになりましたけどね


本家のおじさんは
さすがプロの手さばきで
かっこよかったです





18歳で親元を離れて
京都に進学してから32年ずっと


ミカンコバエの年以外は
毎年、父が奄美から京都に
たんかんを送ってくれました


毎年、たんかんの季節が
楽しみで、うれしくて、


ここ数年は、たんかんが届くと
『親が元気な証拠』なんだなぁ、と
ありがたく思っていました


親もいい年齢になってきましたから


この先、さらに親が年老いて
たんかん送ってもらえなくなる、
そんな日がきたら、
めちゃくちゃ寂しいやろな、、、


なんてことも
思うようになってきたんですよね


そしたらね、
なんかあっという間に
自分が奄美に移住しましたけどね(笑)




今日は子どもの頃
大阪でお世話になった
親戚のおばさんにもバッタリ会えて


『あら~~~いつ帰ってきたのぉ?』
『顔変わったねぇ、いくつになったの?』
なんて言ってもらいつつ


懐かしい人に会えてよかったです


『てぃだぬ味をみしょうれ』
いい言葉だなぁ




『太陽の味を お召し上がりください』

という意味の、奄美言葉です





この豊かな地球のめぐみが

永遠でありますように

 

自然のめぐみがいつも

わたしたちにありますように

 

世界中がよろこびと安らぎ、そして
愛と豊かさを分かち合えますように

 
彩矢乃

 




とうとがなし
 
奄美大島の方言で、先祖や神、
自然や人々への最上級の感謝や祈りの言葉